プラネタリウムのふたご (講談社文庫)

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本棚登録 : 2482
レビュー : 297
betchyさん 小説   読み終わった 

童話のような小説。
悲しいのに温かい。悲しいから温かい。
そんなお話です。

プラネタリウムに置き去りにされた銀色の髪の双子、テンペルとタットルの物語。
父親となって二人を育てる解説員の泣き男。
郵便配達の仕事、熊の棲む森、村にやってきた手品師の一座。
少し不思議で静謐な雰囲気が漂う世界に徐々に慣れていくにつれて、物語も動き出していく。

テンペルの身に起きること、タットルの身に起きること、それぞれがドラマチックで、でも大げさでなくて、自然とひきつけられてしまいます。
常に頭上に広がる夜空の星々に見守られているような、静かなぬくもりが感じられる不思議な感覚。

読み終わって心が洗われるような思いにひたってしまい、
そんな自分を新鮮に感じた一冊。

レビュー投稿日
2010年10月13日
読了日
2010年10月13日
本棚登録日
2010年10月7日
1
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再読情報 [1回]

  • 2012年5月10日

    再読しました。

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