儒教ルサンチマンの宗教 (平凡社新書 (007))

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本棚登録 : 71
レビュー : 10
著者 :
伊達さん 東洋思想   読み終わった 

同著者の「図解雑学 諸子百家」もお読みの方は想像が付くかと思われるが、「孔子なんぞや」から始まる儒教に対する徹底した辛口批評本。
「論語」の記述から孔子の実像に迫る試みから始まり、後に「王になり損ねた孔子」の怨念と、その後学の徒たちの虚構に満ちた活動を切り下げる内容となっている。
論語の章はともかく、後の儒家の運動がそこまで孔子の願望に忠実にリンクしているのかという部分では首を傾げたくはなるが、最後まで勢いがあるので一気に読めて面白い。
ただし、前書きで著者本人が「一般向けに分かりやすく書けているかは自信がない」というように、儒教に対しある程度の知識は持っていないと話についていけないと思われる。さほど専門的な知識は必要ないと思うが、ある程度は中国思想に馴染みのある人向け。

レビュー投稿日
2009年7月26日
読了日
2009年7月26日
本棚登録日
2009年7月26日
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