容疑者Xの献身 (文春文庫)

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レビュー : 2938
著者 :
ぽっきぃさん 直木賞作品   読み終わった 

ミステリー作品だがその中でも悲しい純愛ミステリーだった。報われない恋、相手への想い。論理的思考能力に長けた石神は自分の愛を無駄なく最大限に活かし、愛する相手へ献身した。それが人としてやってはいけないことだったとしても。手段を選ばない献身だった。

殺人を犯した愛する女性。石神は、この女性を警察から守るために考え抜いた策。最後まで読んだ人にしか分からない結末が待っている。

殺人を犯した人も共犯者もわかっているのに、警察から逃れるためのアリバイ工作等がどんどん分かってきて次のページをめくらずにはいられない気持ちなります。そして石神をどうしても応援したくなります。捕まらないように、そして彼の恋を。

様々なことは石神の愛のように不純物が無いモノのようなことは絶対に無い。だから、石神の愛も結果としては濁ってしまった・・・。論理的思考と冷静沈着な行動だけで片付けられない問題はたくさんある。その1つが「恋愛」だと感じた。

レビュー投稿日
2015年10月31日
読了日
2015年10月31日
本棚登録日
2015年10月31日
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