軍隊で一緒だったということからスタートする話。人間観家における絆というもの、軍隊のなかで何度も唱えられる信義というものに絡まれていきながら淡々と話が進んでいきます。特別目立った展開というのはなかったように感じました。また、時代は変われど、時間がどれだけ進んでも、選挙における金と血の争いは避けられないものなんだと感じました。相変わらず政治家ではなく、政治屋さんとして選挙に立つんだなと思いました。
2024年10月25日
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眼の壁 (新潮文庫)
- 松本清張
- 新潮社 / 1971年4月1日発売
- 本 / 本
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面白い作品だったので、一気に読みきってしまいました。
白昼の中、手形詐欺にあうところから話が始まる。主人公の上司の無念をはらすため、主人公の友人の新聞記者とともに詐欺の主犯格を探す。今では考えられないような社会の常識も、当時は当たり前の部分もあり、突っ込みどころ満載だが、作品としては次のページが気になるほどの面白さでした。
ただ、どうしても気になるのが、黒幕がわかったところ。特に、犯人があっけに取られるほどの劇的な終わりをむかえるところです。初めて読むスピードが落ち、その部分を二度読んでしまいました。
2024年10月11日
大正から昭和の時代の女性の生き方が事細かに描かれている作品です。また、その当時の風俗、情景が描かれていて興味深く読みました。すごい作品を読んでしまったと思えるものでした。
喜和さんは夫から何を言われようが家を守り、夫の職種を心の中では嫌がりながらも支えていた喜和さん。外に女をつくることをどうしても許せなかった喜和さん。それでも我慢したが夫は仕事と心が落ち着く女を側に置き、最後には離縁を突きつけた。
夫ともっと冷静に話をできる時間がもてたら違っていたのだろうか・・・時代を考えるとそんな時間は持てなかったと自分は考えてしまいます。逆に、喜和さんが瀕死の状態のとき、三途の川で呼ばれた長男の声にもっとひきつけられていたら幸せだったのではないかと考えました。
最後は自分でお店を持って少しは落ち着いた雰囲気ではあったが、やはりどうしてあのとき三途の川を渡らなかったのか・・・。ぬくぬくとしたこの時代を生きるもには分からない、当時の人の情念なのかもしれない。
2024年10月2日
半官半民の巨大企業が腐っていく姿を主人公の目を通して描き、とても緻密に取材した結果の作品という熱量が胸を締め付けるほど感じる作品でした。
同じ通勤電車に乗り、だいたい同じ時間に勤め先に着く毎日を振り返ると「仕事って何?」と考えてしまいました。今ではよく聞く、労働者の権利、人権、派閥闘争などの問題が、この時代は普通にあったことでした。また、主人公のことを考えると、以前、TVCMの「24時間働けますか~♪」が必ず聞こえてきます。
主人公の信念というか気持ちがぶれない強さに涙なくしては最後まで読めません。社会に出て、会社に雇われることを5年から10年ほどだったときに読むのが良いと思います。時代が変わっても多くの人に読んで欲しい作品だと思います。
2024年9月23日
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虞美人草 (新潮文庫)
- 夏目漱石
- 新潮社 / 1989年1月1日発売
- 本 / 本
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ようやく読みきれた『虞美人草』。前半部分は漢文調が続くので慣れるまで時間がかかりました。後半部分になって、登場人物の中でも話の要となってくる人物の正確や様子が分かってきて、徐々に作品に引き込まれていきました。それは男女間のもつれや師弟関係のしがらみがかかわってきているからだと思います。このあたりから人の心にある弱い部分や傲慢が部分が感じられたのもあります。
また、虞美人草はひなげしのこと。花言葉は「心の平穏」「労り」「慰め」「思いやり」。作品の後半でようやくこのタイトルが登場人物の心の移り変わりを表しているようにさえ思えてきました。
宗近君が小野君にまじめに生きることを説く部分はすごいと思ったが、結末はすべてを藤尾さんに擦り付けたのでは?とおもえて仕方なかった。「労り」「慰め」「思いやり」を出しているように見える登場人物も、ちょっと自己中心的なものの考え方なのではと。
しかし、こういうところが、時代は違えど親近感があるようにも感じて興味深いと思いました。
2024年8月28日
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明暗 改版 (岩波文庫)
- 夏目漱石
- 岩波書店 / 1990年4月16日発売
- 本 / 本
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主人公の津田と妻のお延の日常の生活を描いた作品、ただの生活描写ではなく、人間模様に焦点が当てられています。主人公の忘れられない元彼女に思い切って会いに行くのだが・・・。というお話。
学生の頃に途中で読むのをやめた本です。未完で終わっている作品ですが、当時の自分も未完でした。今になって読み返すと、なかなか面白い作品で、どんどん夏目漱石の世界に浸っていってしまいました。年齢を重ね時間を無駄に過ぎた分、微妙な関係の津田夫婦、また微妙な関係の津田と小林、そして最後に気になる清子との距離感が絶妙すぎです。特に女性の心の内、津田の心の内を詳細に描写しているため登場人物の心の変化が非常に面白いです。
また、女性の心の描写から当時の日本の慣習や家族の在り方、家族の中でのそれぞれの立ち位置などが読み取れます。そのため、津田の心だけでなく、女性陣の心の「明暗」がねちっこく感じるところもあり、かわいくみえるところもありで飽きさせないところが作品の面白さの一つと思いました。
2023年10月19日
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シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)
- アーサー・コナン・ドイル
- 新潮社 / 1989年1月1日発売
- 本 / 本
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子供のころ読んだきりで、今回久しぶりに読み返してみました。やっぱりホームズとワトソン博士のコンビは最高です。
ミステリーだからと言って必ず人があ死ぬ事件ばかりではないため、不可解で不思議な事件であり、最後にホームズが解説してくれるので、なるほどな!っと思えて楽しめます。一番関心する部分は、ホームズの洞察力、観察力ですね。依頼人に会ったその瞬間にその人の背景を読み取る点です。
すべてのシャーロックホームズの作品を読んでいないので、これを機に読んだものものまだ読んでないものも含めて完全読破してみたくなりました。
2023年10月8日
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火の粉 (幻冬舎文庫)
- 雫井脩介
- 幻冬舎 / 2004年8月2日発売
- 本 / 本
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最後まで読み終わると「火の粉」というタイトルの意味が分かりますし、第1章「判決」と最終章「判決」がどうして同じタイトルなのかもわかります。この理由が分かった時、ドキドキ感が増します。
主人公の元裁判官の隣に引っ越してきた男。ある事件で無罪とされた男が主人公の家族を自分の世界に連れ込もうとして、家族関係が乱れていきます。この男から逃れることがなかなかできず、またじわじわと間合いを詰めてくる様子、この男の手中に収まっていく家族の心理描写がリアルな感じがしてページをめくるスピードも速くなっていきました。また、この男のような人、もしかしたら自分のすぐ近くにもいるのではという気持ちにさせられるような恐怖が読みながら襲ってきます。
人が人を裁くということの難しさを痛感する作品でした。
2023年9月27日
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アンのゆりかご 村岡花子の生涯 (新潮文庫)
- 村岡恵理
- 新潮社 / 2011年8月30日発売
- 本 / 本
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赤毛のアンから知った翻訳者「村岡花子」さんの生涯についてまとめられた作品です。
生まれ育った家庭環境は良いとは言い難いが、父親のキリスト教信仰、社会主義的なものの考えかたによって、花子さんは幼いころからいろんな人に出会い、いろんな本に出会い、いろんな文化に触れられ、この時代では珍しい自立した日本女性だったのではないかと思いました。
海外の有名な作品は日本語に翻訳されたものを読んできましたが、この作品を読んで、原文で読んでみたい、花子さんのようにその作品の国の文化や慣習も勉強したら、より興味深く作品を楽しめるかなとも思ってしまいました。
また、花子さんと花子さんが学んだ東洋英和女学校のカナダ人宣教師たちこそが、国境を越えて平和祈り、子供たちに平和な未来をという思いから行動に移していったノーベル平和賞的な人たちだと思いました。
最後に、花子さんと儆三さんのような大恋愛してみたいものですね。こんなに愛し合い、尊敬しあえる関係はうらやましい限りです。
2023年9月24日
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象徴の設計新装版 (文春文庫)
- 松本清張
- 文藝春秋 / 2003年8月10日発売
- 本 / 電子書籍
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とにかく難しかったです。軍人勅諭ができていく経緯がよくわかるないようになっていまいた。
どの時代も、いろいろと考え今より良くしようとする人たちがいることは、いいことではあるが。。。何かを排除したことによりほころびが生まれ、役人たちだけがプラスで国民にとってはマイナス・・・など、一国が成長し続ける難しさを感じさせられました。
それでも、今の政治家に比べて明治の政治にかかわった日本人たちは、国内でも海外でもしっかりと勉強し日本の成長に役立てようとしていたことがうかがえます。今は簡単に海外にも行け勉強もできるにもかかわらずSNSが炎上するようなことしかしてきていない人たちがいることにあきれてしまいます。
2023年9月19日
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海賊とよばれた男 文庫 (上)(下)セット
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- 本 / 本
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出光興産の創業者である出光佐三さんがモデルとなった作品です。本当に読む価値ある作品でです。年齢は関係なく多くの人にこの作品の主人公の人生を知ってほしいと思いました。
社員を財産と考え、社員を大切にし、自らが先頭に立って信頼関係を築きながら、一歩一歩前に進んだ主人公、社員をこんなに信頼する社長がいるのだろうか、逆に社長を尊敬し信頼関係を築いていけるだろうか。
この主人公は本当にいい人との出会いがあったからの人生だと思いました。この主人公の人間尊重を貫く姿勢があってこその出会いかもしれませんが。
この主人公の人生を味わうと日常でしんどいなって思っている自分がどれだけ甘い世界、環境で生きてきているかを思い知らされました。
今の国会議員、政治家に主人公の全うした生涯が味わえるような苦いお茶を飲んでもらいたいものです。
また、石油業界、その歴史がどういうものかがよくわかりました。
2023年9月12日
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サマーウォーズ スタンダード・エディション [Blu-ray]
- 細田守
- バップ / -
- 本 / 映画
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同じ作品をこんなに何回もみたものは久しぶりというくらい、何十回とみたものです。どうしてかわからないけれど、ひかれる作品でした。
栄おばあちゃんのイントネーションや方言が自分の祖母とよくにているのを聞くと、子供のころ、夏休みに必ず祖父母の家に行ってご飯食べたり、一緒に買い物に行ったりしたことを思い出します。
また、初めてみた当時は近未来的な内容だと思い、興味深かったけれど、時間がたつにつれて現実となってきているのを感じると、こういう世の中は便利なのか、生活が豊かになっているのかっとふと考えてしまいました。
また、来年の夏にもう一回みようかな。
2023年8月28日
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『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 DVD(通常版)
- 石立太一
- ポニーキャニオン / -
- 本 / 映画
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久しぶりに涙したアニメ映画でした。
ヴァイオレットが人のやさしさを知り、感謝の気持ちを伝えてくれた人たちの心に触れ、ヴァイオレット自身の本当の心を取り戻していく感じが胸に刺さりました。また、ヴァイオレットも出会った人たちの温かい心にふれ、自分自身も少しずつ素直な気持ちを表現できるようになっていくのがよくわかり、大人たちの争いの中で生きてきたことを考えると切なくなりました。
ヴァイオレットと少佐には一緒に二人の落ち着いた暖かい時間を過ごしていってほしいと願います。
2023年8月19日
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泣きたい私は猫をかぶる DVD
- 佐藤順一・柴山智隆
- 東宝 / -
- 本 / 映画
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思春期の女の子の日常生活にネコという姿でいる時間が入り込んでくるというおはなし。家庭での女の子、学校での女の子、好きな人手の女の子と猫の姿で過ごす女の子。どれも同じ女の子だけれど心模様の変化がみどころ。
何度も見るような作品ではないけれど、映像がきれいなので見ごたえありました。ストーリーはとても分かりやすいです。一番いいのはヨルシカさんの曲ですね。
2023年8月13日
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劇場版 SLAM DUNK 全国制覇だ!桜木花道
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- 本 / その他
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とにかく面白かったです、久しぶりに見たので。エンディングがWANDSというのがやっぱりいいですね!
湘北というあのチーム、メンバーが一番好きです。
2023年8月31日
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呪術廻戦 Vol.1 DVD (初回生産限定版)
- 朴 性厚
- 東宝 / -
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面白いアニメという噂から見始めました。最初はそんなに興味を引くことはなく、きっと途中で見るのやめちゃうかもと思っていましたが、なぜかじわじわとハマっていく感じで最終話まで見てしまいました。何がきっかけで、どのあたりから面白くなったかと思い返してみたのですが、ハッキリしたものが思いつかず、何と言っていいのやら・・・という感じです。なぜか次へ次へとみてしまっていました。
登場するキャラクターもお話の設定も面白いのは確かです。
2023年7月9日
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劇場版 呪術廻戦 0 DVD通常版
- 朴性厚
- 東宝 / -
- 本 / 映画
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乙骨君とリカちゃんのような関係はちょっとうらやましく思います。乙骨君が呪いをかけたということになっていますが、仲良しで強い絆があるから、お互い相手を思いあうやさしさの持ち主だったからこそ、怨霊となってもつながっていたのかと思うと、大人からすると重くも感じるけれどやはり「純愛」でしょうね。
棘君推しですが、結構登場していたのでよかったです。
2023年7月9日
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東のエデン 劇場版II Paradise Lost DVDスタンダード・エディション 【初回限定生産】
- 神山健治
- 角川映画 / 2011年10月17日発売
- 本 / 映画
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わからないまま最後まで見てしまう作品でした。何かが自分を最後まで見るように引っ張っている感じでした。
結局、滝沢君は何と戦っていたのだろうか?
もしかしたら、日本の政治、政府たちというわけのわからないものと若者がちゃんと向き合って意見をぶつけ合うという戦いをしていかないと薄っぺらい国になっていくということを案じているのでしょうか。
好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思いましたが、私は好きかもしれません。滝沢君みたいな予想もつかないようなことをするさわやかな男の子は意外と好きかもです。
2023年7月9日
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東のエデン 劇場版I The King of Eden DVDスタンダード・エディション
- 神山健治
- 角川映画 / 2012年6月3日発売
- 本 / 映画
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現代社会の風刺なのだろか、そんな感じのする作品でした。
やっぱり、滝沢君は記憶を失っていて、咲ちゃんはどこかちょっと抜けていて、マイペースで。そんな二人がまた再会しました。なにかやっぱりつながりを感じる二人だなと思いつつも、お話の内容はどうしてもわからない。アニメの続きの部分はわかるけれど、滝沢君の記憶喪失はなぜ?
アニメの続きから考えるとあまり進展のないまま終わりを迎えます。やはり「Ⅱ」までみないと、この作品が何をいいたいのかわからないのかもしれません。
2023年7月9日
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アニメ映画『 ジョゼと虎と魚たち 』通常版 [Blu-ray]
- タムラコータロー
- KADOKAWA アニメーション / -
- 本 / 映画
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原作と比べると恒夫とジョゼの二人の関係が醸し出す雰囲気が全然違うように感じました。二人を中心に話しが展開していくので二人の温かい感じ、ツンツンした感じ、どうしようもないモヤモヤした感じなどが率直に伝わってくる恋愛模様を描いていると思いました。そして、なぜか久しぶりに涙が自然と出てきました。
ただの恋愛作品ではありません。恋愛ものはちょっと・・・という人も、原作を知っている人も、実写版を見た人も、このアニメ作品は見てみて損はないかと思います。自分としては文句なしのいい作品だと思いました。
*eveさんの主題歌もよかったです。
2023年3月26日
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ヒトラー 最期の12日間 [DVD]
- オリヴァー・ヒルシュビーゲル
- ギャガ / -
- 本 / 映画
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敗戦間近のドイツ、ヒトラーを中心に描かれた作品。アンネの日記についての本を小学生の時に読んだのがきっかけでヒトラーという人を知り、興味を持ちました。独裁政治をしていたヒトラーを崇拝した人がいたということは今でも興味深く感じます。しかしヒトラーも人間であるということ、負けているという現実を見て自業自得だと思っていく様がドキュメンタリーのように描かれていて見ごたえがありました。
独裁政治をしてすべての権力を得たヒトラーが戦争という闇に飲み込まれて破滅していく姿と、ヒトラーを崇拝している人たちが砲撃の中ダンスをして楽しんでいる姿を見て、日本を振り返ると・・・いつの時代も、結局、国のトップといわれる人たちは、国民のことは何も考えずに自分たちの私利私欲だけが先行しているのではないかと思ってしまいます。国民がいるからこそ、国民という大事な財産があるからこと国が成り立っているということをわかっていないとも思ってしまいます。
また、人間より怖いものはこの世の中にいないのかもしれません。人間が人間を恐ろしい魔物、怪物にしていることに人間は気づいていないことが多いと思いました。
2023年3月26日
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好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~(完全生産限定版) [Blu-ray]
- 柳沢テツヤ
- アニプレックス / -
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こんはな青春という時間をおくれたら・・・いいでしょうね。こんなかわいい幼なじみがいたら、こんな優しいおさななじみがいたら、好きになるかもしれませんよね(笑)Honeyworks(ハニワ) が好きな人はこの幼なじみの恋模様が気になるところだと思います。
2023年3月26日
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ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~ [DVD]
- 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント / -
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HoneyWorks曲のアニメ化です。
こんな優しい男の子が存在していたら・・・夢のような話ですね。
2023年3月26日
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銀の匙 Silver Spoon 6(通常版) [DVD]
- 伊藤智彦
- アニプレックス / -
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こんなに食べることについて考えさせられたのは久しぶりでした。食べて生きることの難しさを高校生の主人公をはじめ主人公のクラスメイトや寮生からひしひしと伝わってくる感じがしました。
落ちこぼれだと思い込んでいる主人公が農業や畜産の実習で、乗馬クラブの練習から少しずつ成長していく物語です。豚を育て食べること、野菜を育て収穫することなどを通して自分の感情と戦ったり、一つのことをやり通す大変さを味わったりと目標ややりたいことがなかった主人公が一歩一歩前進していっているのが見所です。笑いあり、涙ありの作品でした。ぜひ、アニメも原作と同じようにその後までやってほしいと期待しています。
2023年3月26日