きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにて

  • KADOKAWA (2016年11月26日発売)
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本棚登録 : 128
感想 : 12
3

怖くはないがラストシークエンスかなりグロい、ホラー小説とせつな系恋愛小説の"合いの子"な作品。イタギリの少女シズクは表紙の装丁画からして可憐な美少女として物語の中に登場してきますが、最後はあんな風になってしまうなんて誰が予想するでしょう。晴史がイタギリから飛び出すラストはなんとなく"勇気付け感"はあるけど、そこに至る道を考えると救いがあるようなないような。。。
この著者さんは結構書く力があって、二度読みしてしまった描写/表現が何か所もありました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月2日
読了日 : 2017年9月2日
本棚登録日 : 2017年8月26日

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コメント 2件

nori-kokkosanさんのコメント
2017/09/02

bikkieさん、入院とは大変だったね。でも
若くて綺麗な看護師さんたちに甘やかされてニヤニヤしている様子が目に浮かびます(笑)失礼!
さて、「イタギリ」ですがグロさよりもあの世界観というか、あまりにも真っ当ではない人々に嫌悪感を感じてしまって…絶望しかないラストにもね。でもついつい読み続けちゃいました(^-^;
そのあとすぐに読んだ「桜風堂書店」にすごーく癒されたよ。
「この世で~」よりは私はイタギリの方がいいかもです。グロいのが嫌じゃなかったら読んでみてね(本当はオススメではないんだけどね)
どっちも映像にしたら絶対に観たくないな~(;;;*_*)

Bikkieさんのコメント
2017/09/02

そうですか、「この世で~」は題名的には魅かれるんですけどね。
西中31HRのLINEグループには現役ナースが2名もいるのでネタにしてるだけですから!(^^;)

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