小学校教諭と教え子の駆け落ちという、なかなかお目に掛かれない設定です。
二人が駆け落ちした先は変人が集うボロアパートで、そこに謎の現象「家族ごっこ」が発生します。

濃密な設定が三重に展開されてる割には、全てを上手に使って話が綺麗にまとめられております。
ただ、出来れば上下巻にして、もう少し丁寧な展開をして欲しかったようにも感じますね。

2013年12月10日

読書状況 読み終わった [2013年12月10日]
カテゴリ 小説

様々な事情で集まった他人同士が『家族』を形成するというストーリーです。

疑似家族はいつしか強い絆で結び付き、それぞれが抱えるトラウマに立ち向かう。
後半からのシリアスな展開は、思わず固唾を飲んで読み入ってしまいます。

泣けるゲームをやりたい方に是非ともお勧めしたいですね(^_^)

2013年11月25日

読書状況 プレイし終わった [2013年11月25日]
カテゴリ ゲーム

突然の出会いと恋、そして別れ。冒頭から衝撃を受けます。

誰にも相談出来ない中で、必死に二人の子供を育てる母親。そして、田舎での生活。

とても心が暖かくなる作品です。親の偉大さ、人の繋がりの偉大さが心に浮かびます。

風に揺れるカーテンの影で半獣化するシーンがありまして、私はこのシーンが一番心に残りました。

2013年11月22日

読書状況 観終わった [2013年11月22日]
カテゴリ DVD

同名の映画作品をコミカライズしたものです。

ストーリーは同じですが、こちらの方がヒロインの心理描写が多彩に表現されております。
しかし、そのためにクライマックスの爆発力は弱くなっております。

ユキノが帰った後の展開が原作より明確に描かれており、私はこれを読んであの終わり方に納得が出来ました。

2013年11月22日

読書状況 読み終わった [2013年11月22日]
カテゴリ 漫画

新海誠さんの作品です。

雨の表現がとても多彩で美しいです。また、主人公の心理描写が見事で、様々な事に葛藤を重ねる姿は青春を感じさせます。

私はこの作品の最大の魅力は、クライマックスシーンでの爆発力だと思います。

その爆発力は凄まじく、一度見たら頭から離れなくなります。

2013年11月22日

読書状況 観終わった [2013年11月22日]
カテゴリ DVD

ニトロプラスの有名な作品です。

主人公の前には5人のボスがいて、それぞれが5つの宝を持っている。
上記のように表せば王道な展開に感じますが、ここに現実の空気すら澱むような世界観を加えてしまうのが虚淵玄さんですね。

世間的には瑞麗は諸悪の根源とされていますが、外道な想いにその魂までも狂わせた彼女も悲しい存在なのだと私は思いました。(^_^;)

ネタ第二段。

ドラマ『コーチ』のさばカレーです。
私も美味しそうだったので、家で試してみたのが懐かしいですね(^_^)

読書状況 読みたい
カテゴリ その他

奈良県の魅力を凝縮したドラマです。
奈良県を舞台にしているだけでなく、物語の展開にも奈良県ならではの要素が取り込まれております。
この作品は、まさに奈良県を代表するドラマと言っても過言ではないでしょう(^_^)

皆さんも奈良でマイ鹿に挑戦しましょう!(本当に乗ろうとすると大怪我をする可能性がありますので、絶対に試してはいけません)

2013年10月25日

読書状況 観終わった [2013年10月25日]
カテゴリ DVD
タグ

ホラー小説とされていますが、どちらかというと人間の心が抱える狂気とブラックユーモアに溢れている作品となっております。

特に最初の物語「お母さまのロシアのスープ」は戦争を通した人間の狂気、最後の物語「しんちゃんの自転車」は死霊との優しい別れとなっており、個人的には評価が高い短編となりました。

最後の最後であっと驚く展開が待っているが特徴的な短編集ですね(^_^)

2013年10月16日

読書状況 読み終わった [2013年10月16日]
カテゴリ 小説

帯電体質の少女と変わった髪質の少年の物語といえば日常的な作品に感じますが、この作品はその特徴が度を過ぎているため、非日常的な展開を辿っております。

しかし、この非日常的な展開が丁寧に、しっかりと描かれており、物語に魅力を与えてくれております。

「一風変わった作品が読みたい」そんなあなたにぜひお勧めしたい作品です(^_^)

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 漫画

ヴァンパイアと人間が共存する世界での、ヴァンパイアと人間の恋物語。

この作品のひとつめの特長は、異文化の表現だと思います。
ヴァンパイアの生活文化。それは人間と大差が無いようで、やっぱり新しい発見に満ち溢れています。
この『日常的に見えて、どこか非日常的な世界』が、舞台全体の魅力に繋がっているように感じます。

ふたつめの特長は、それぞれの視点から描かれる思春期の葛藤とすれ違いです。
寝ても覚めても相手の事を考え、ちょっとした事で一喜一憂し、悶々とする。
そんな甘酸っぱく、小っ恥ずかしい思春期ゆえの葛藤が、この作品では如実に再現されております。

『思春期の恋』を再び感じたい方へと是非ともお勧めしたい作品です(^_^)

2013年9月8日

読書状況 読み終わった [2013年9月8日]
カテゴリ 小説

最近はこういった身近な料理マンガが増えてきて、とても興味深いですね。

この作品では主人公の娘を通して、主人公と定食屋の娘が距離を詰めていくのが主なストーリーとなっています。
ヒロインが『食』を通じて主人公に惹かれていく様が丁寧に描かれており、思わず応援したくなったのは私だけでは無いはずです。

果たしてヒロインの想いは届くのか。主人公はそのとき、どのような答えを返すのか。今後の展開が楽しみです(^_^)

2013年9月8日

読書状況 読み終わった [2013年9月8日]
カテゴリ 漫画

まるで児童文学のように美しい作品です。
最近は魔王と勇者を題材にした作品が多いですが、この作品には他の作品とは一風変わった世界観が感じられました。

特に個性的な魔王の兄弟は面白く、出来ればきちんとした挿し絵付きの紹介が欲しい程です。

ちなみに、挿し絵について不満点があるのですが、途中でアラン君の姿がおかしいような。
思わず「あれ?読み間違った?」と何度も確認しました(^_^;)

2013年8月26日

読書状況 読み終わった [2013年8月26日]
カテゴリ 小説

勧めておいてなんですが、私も内容を把握出来ておりません。

意識と記憶に纏わる物語。どこまでも迷宮に沈み込んでいくようなストーリー。考えれば考えるほど、考察は広がっていきます。

内容は『暗黒四部作』と呼ばれるだけあって、非常に重いです。(^_^;)

2013年3月12日

読書状況 読み終わった [2013年3月12日]
カテゴリ 漫画

どこにでもいるような女性と不思議な雰囲気を纏った青年の、少し変わった物語です。

物語は概ねこの二人と「植物」を中心に動いていきます。

基本的に物語は女性からの視点で展開されていきます。
彼女が次第に惹かれ、彼の心が分からずに苦しむ様の表現が巧みです。

彼の心理が分かるのは終盤から。
ここで何気なく読み流していた場所に意味があったことを知り、思わず読み返してしまったのは私だけではないでしょう(^_^)

2013年2月12日

読書状況 読み終わった [2013年2月12日]
カテゴリ 小説

友人からの勧めで購入しました。

突然、一緒に暮らすことになった温巳と久留里。
ぎこちない二人の交流は『料理』を通して広がっていきます。

この作品は良く食べ物ネタで注目を浴びておりますが、私は内面的な展開に関心を持ちました。

久留里の悩み、立ち向かう姿は、青春を感じさせます。
温巳はちょっと鈍すぎますけどね(^_^;)

久留里のもふーっ顔には癒されますね♪

正直、声優で売り込んでる作品だと馬鹿にしてました。

しかし、これが良く出来ております。

アイドル故の葛藤やアイドル故の苦しみなどが随所に散りばめられており、そこに個々の悩みが加わる事でメッセージ性に溢れた作品に仕上がっております。

イメージに捉えられてはいけないんだとしみじみと感じさせられました(^_^)

2012年12月10日

読書状況 観終わった [2012年12月10日]
カテゴリ DVD

『コメディ映画』の一言では言い表せない作品だと感じます。

様々な事に「YES」と答え、人脈を作り、趣味を広げていく主人公の姿には羨望に近いものを感じました。

笑える中にも、大切なメッセージを伝えることも忘れない。それがこの映画の魅力なのでは無いでしょうか。(^_^)

2012年11月27日

読書状況 観終わった [2012年11月27日]
カテゴリ DVD
タグ

物語の始まりは病院。
『7F』へと移った主人公は、そこで瀬津美と出会います。

主なストーリーは二人の逃避行の物語になっていくのですが、非常に切ないです。

読んだ後は暫く考えさせられる作品ですね。特にヒロインの心理について考えさせられました(^_^)

2012年10月28日

読書状況 読み終わった [2012年10月28日]
カテゴリ 小説

『雨の日のアイリス』と同じ作者と知って購入しました。

『雨の日のアイリス』は逆イラスト詐欺でしたけど、今回はイラストと内容が合致していたように感じました。

羽で飛ぶという優雅な情景の裏に、血を流し、必死に苦しみに耐えながら競い合う飛翔士達の姿があり、物語に重みを与えているように感じます。

少々展開に焦りを感じますが、流石はあの作者だと関心する内容でした(^_^)

2012年9月26日

読書状況 読み終わった [2012年9月26日]
カテゴリ 小説

タイトル通り、甘くて暗い物語です。

化け物を狩る少女がヒロインですが、その戦いが衝撃的です。
爽快さは無く、ただ少女の悲痛な叫びとグロテスクな表現が綴られております。

しかし、だからこそ少年の一途な心、自分を犠牲にしてでも彼女を助けたいという強い気持ちがより感じられるんでしょうね。

その後の展開がとても気になるところで物語は終わります。
続きが出る日が来るのか、気になって仕方がないです(^_^)

2012年9月2日

読書状況 読み終わった [2012年9月2日]
カテゴリ 小説

星海社の『フェノメノ』と世界観が繋がっているとの事なので購入しました。

異界ヶ淵、クリシュナさん、彼岸の女性。
『フェノメノ』の雛形のように感じる程に共通した点は多く、あの薄気味の悪い世界観もしっかりと健在しておりました。

『フェノメノ』が面白かったという方には是非読んで頂きたいですし、またこの作品が面白かったのであれば『フェノメノ』を読むことをお勧めいたしますね(^_^)

2012年8月24日

読書状況 読み終わった [2012年8月24日]
カテゴリ 小説

何度も予想を裏切る作品でした。

異常に順応が早い主人公の行動、綿密でグロテスクな場面表現、ヒロインとの距離感。
平凡な作品かと思いきや、何度も良い意味で裏切られました。

これを機会に、作者の別の作品も読んでみようと思います(^_^)

2012年8月15日

読書状況 読み終わった [2012年8月15日]
カテゴリ 小説

絵本ですが、そのテーマ性は重く、非常に考えさせられる作品です。

良くあるハッピーストーリーかと思わせれば思わぬどんでん返し。そして予想外の結末へ。

大人が読んでも為になる一冊です(^_^)

2012年8月5日

読書状況 読み終わった [2012年8月5日]
カテゴリ その他
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