怒りの葡萄〔新訳版〕(下) (ハヤカワepi文庫)

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本棚登録 : 115
レビュー : 10
制作 : John Steinbeck  黒原 敏行 
とわもさん 小説-★★★★★   読み終わった 

面白かった。古典的名作と言われるようになるくらい昔に発表された小説だが、現代の問題に通じるものがあって胸が痛かった。派遣のスポット雇用で働いていた時、人間らしい扱いを受けているとは感じなかったが、そこは程度の差こそあれ昔も今も変わらないのかもしれない。社会派な側面と宗教的な側面がある小説だった。ジョード一家は人間らしく扱われないまま絶望に打ちひしがれることになるが、命を繋いでいこうとする結末には、思わず(それまで人間臭くていらついてしまっていた)ローザシャーンへの評価について手のひらを返した。

レビュー投稿日
2019年6月28日
読了日
2019年6月28日
本棚登録日
2019年6月28日
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