映画『モテキ』が出来上がるまでの監督日記。
とはいっても、脚本を練り上げる期間は
(精神ぐちゃぐちゃになりすぎて)空白なんだけれども、
それを加味してよりリアルな監督日記となってます。
インタビューや脚本も載ってますが、
はっきり言って、日記部分が一番おもしろい。
監督は職人ではいられない。折衝事や表に出る仕事もこなす。
そして海千山千の役者やスタッフをまとめなければならない。
そんな万能クリエイティブが求められる場所で奮闘する様は、
すごくすごく人間くさくて、好感と親近感を覚えました。
のぼり調子の人間の日記は、読む側も元気をもらえて楽しいね。
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カテゴリ:
評論・エッセイ
- 感想投稿日 : 2011年11月4日
- 本棚登録日 : 2011年11月4日
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