文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)

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本棚登録 : 3070
レビュー : 246
著者 :
bksaikaさん 小説・現代作家   読み終わった 

 読み始めた時は、絶対に伯爵が犯人じゃなく、何か複雑でややこしいトリックとかあるんだろう、と思っていた。何故かそういう気にさせられてしまう小説だった。この世に不思議なことがなくて、怪奇現象なんてものがないとするなら、真相はひどく簡単なはずなのに、そんなことはない、という固定観念のもとに読むからそういうことになるんだろうな。
 死の概念とか葬送儀礼に昔から興味があったので、それ系の話がふんだんに出てくるこの小説は相当に楽しめた。まさか横溝さん出てくるとは思わなかった!!
 塗仏の宴に比べて読み進めるスピードが早かったのは、塗仏の宴に比べて登場人物が少なくて、舞台も狭かったからだろうと思う。私は人が多すぎる小説は苦手らしい。

レビュー投稿日
2014年5月3日
読了日
2014年4月
本棚登録日
2014年5月3日
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