侏儒の言葉 文芸的な、余りに文芸的な (岩波文庫 緑 70-11)

著者 :
  • 岩波書店 (2003年2月14日発売)
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「大きな物語」とは、もっとも根源的な世界観の上に成り立つものである
すなわち、「弱肉強食」の世界観である
しかしそれを人間の立場から見た場合
あまりに動物的・非人間的と言わざるをえない
「筋のおもしろさ」とは
ようするに「大きな物語」の縮小コピーを楽しむものである
しかし小説が人間を題材にするものならば、
逆の観点から考えるべきこともあるのではないか

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感想投稿日 : 2013年1月19日
本棚登録日 : 2013年1月19日

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