美しい星 (新潮文庫)

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本棚登録 : 1762
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著者 :
blockさん  未設定  未設定

臆病ゆえに、人生でなにもなしえなかった父親が
ある日とつぜん「わたしは宇宙人だ」という意識の覚醒を得て
その大きな物語に家族を巻き込んでゆく話
昭和37年に発表され、8年後の割腹自殺を予告するようなところがある
SFとは呼べないだろう
宇宙人を自称する人々のエゴがぶつかりあうのだが
それら全て思い込みなんじゃないか?と誰も考えない馬鹿馬鹿しさ
それが悲しくもおかしくもある

観念によって変化する世界の恩寵
それこそが、三島にとっては行動力の源泉だった

レビュー投稿日
2017年5月19日
本棚登録日
2017年5月19日
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