カブキの日 (新潮文庫 こ 26-2)

  • 新潮社 (2002年6月1日発売)
3.69
  • (11)
  • (6)
  • (21)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 91
感想 : 14
2

神々のちょっとしたいたずらが舞台に大混乱を招き寄せる
しかしそれがたたき台となって、奇跡的パフォーマンスを生じる
「プロレスの神」アントニオ猪木が後にやろうとしたことだ
数年先立って、ここではカブキを題材に行われている
猪木のそれは散々な結果だったが
しかしこの小説では
カブキの申し子と呼ぶべき2人の「貴種」が出現して
奇跡を成立させている
2人の演技が具体的にどんなものか、誰もが知りたがることだろう
とにかくすごすぎてポエムでしか表現できないほどだ(アカン)

まあファンタジーと思えば済む話なんだけどね
もうひとつ
プロパガンダというものについて考えないわけにもいかんのだ

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月23日
本棚登録日 : 2017年11月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする