姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

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本棚登録 : 4225
レビュー : 610
著者 :
彩花さん 京極夏彦   読み終わった 

<京極夏彦>の本はとても魅力的で面白いということは、何となく知っていた。
本好きの友人たちは、新刊がでるのを心待ちにしていたし、分厚い本を持ち歩いて時間を惜しんで読んでいたから。
でも、その厚さ故、本を読みなれていない私としては、なかなかチャレンジできなかった。
しかし、電車の中でほんの少し読み始めてみたら・・・グイグイとその世界に引き込まれ、わくわく感でいっぱいになった。

本を貸してくれた友人に「理屈っぽいよ」とか「漢字が多いよ」とか言われたけど、その理屈は話の展開上必要なものであるし、漢字はふりがなが降ってあったりするのでそれほど気にならなかった。
そして、その理屈っぽい話がとても魅力的なのだ。

そして何より登場人物がそれぞれ個性的で魅力的だった。
沢山の人物が登場してくると、わけがわからなくなり、少し前のページに戻ることもしばしばある私だけれど、この本に関しては一度もなかった。
それは、最初の登場でその人の人物像がしっかりと想像できるし、一度でインプットできてしまうからだ。

さて、話の内容につてだが、それは映画を見ていたので大方わかっていた。
しかし、読み終えたとき、「なるほど、そういうことだったのか」と謎が解けた思いだった。
映画でわかったつもりでいたことが、まやかしであったかのような気にさえなった。

映画もとても面白かったので、やはりその役者さんたちを思い浮かべながらストーリーを追っていったところはある。
そのせいか、あっという間に読破。
最初はこんな分厚い本読めるのか?
文字が小さくてページは二段になってる~
などなど、最初の不安は取り越し苦労。

今はただ、早く次の作品を読みたい。

レビュー投稿日
2012年7月8日
読了日
2012年5月3日
本棚登録日
2012年7月8日
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