蟹工船・党生活者 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1953年6月30日発売)
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オホーツクの漁場で漁をし、船で加工をする蟹工船。
蟹工船に集められた乗組員は、貧乏人ばかり。劣悪な労働条件のもと、資本家にいいように使われる。
病気になっても働かされる。

貧乏な労働者は、不衛生な劣悪な環境でこき使われ、資本家は苦労をせずにボロ儲けをする。

当時の資本主義の構図が描かれている。

一方、党生活者の方は軍需用品を製作する会社に勤める「私」が、工場の中で戦争反対の動きをつくろうとする。


どちらかというと、蟹工船より党生活者の方が読みやすく感じた。
蟹工船の乗組員の病気や虫とも戦う姿は目を背けたくなるほど悲惨で、読んでいて苦しくなってしまう。

この作者の生涯と照らし合わせて読んでしまうため、どうしても同情的になってしまう。
今の時代に生まれていたら、作者の人生も大きく変わっていただろうに。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年9月16日
読了日 : 2018年9月16日
本棚登録日 : 2018年9月16日

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