伊藤計劃トリビュート (ハヤカワ文庫JA)

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レビュー : 1
bobさん  未設定  読み終わった 

ーーー伊藤計劃が2009年にこの世を去ってから早くも6年。彼が『虐殺器官』『ハーモニー』などで残した鮮烈なヴィジョンは、いまや数多くの作家によって継承・凌駕されようとしている。
伊藤計劃と同世代の長谷敏司、藤井太洋から、まさにその影響を受けた20代の新鋭たる柴田勝家、吉上亮まで、8作家による超巨大書き下ろしアンソロジー

"ポスト伊藤計劃"の担い手となるべき作家たちによる中篇集。
それぞれ伊藤計劃へのリスペクトが感じられつつも、各作家の色もきちんと出ていて新鮮な読み心地だった。

中でも『未明の晩餐』が良かった。頽廃した近未来の中での食というものがこんなに面白くなるとは思っていなかった。
これを書いた吉上亮は、デビュー作の『パンツァークラウンフェイセズ』を読んだけど描写にクセがあって少し馴染めなかったけど
『未明の晩餐』ではほとんど気にならなくなっていたので次回作にも期待したい。

レビュー投稿日
2016年4月2日
読了日
2016年4月2日
本棚登録日
2016年4月2日
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