彼の作品を読むのは、今回が初めてではない。
しかし、彼の描く世界に毎回驚かされる。
因果関係の網の目が張り巡らされている彼の作風は、このデビュー作から健在であったのだ。
全く単純ではない構成。また、説教じみていないのだが、我々人間に対する警鐘を、独特のカタチで盛り込む伊坂節。
デビュー当時から、伊坂ワールドは全開だったんだ、と思うと彼の才能に畏怖すら感じる。
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- 感想投稿日 : 2014年3月18日
- 読了日 : 2014年3月18日
- 本棚登録日 : 2014年3月18日
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