世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 (ナショナルジオグラフィック)
- 日経ナショナルジオグラフィック社 (2011年8月25日発売)
本棚登録 : 340人
感想 : 24件
たまたま図書館で見かけて、面白そうだったので借りてみた。
具体的なサバイバル方法(たぶん、使う機会はほどんどないだろうなあ。雪山とか砂漠とか行かないし…余程の事故に遭遇しない限り、私には縁がなさそうではある。まあ自然災害関係はあるかもしれないけど。防災グッズ関連は参考にできそう)はもとより、テーマ別に取り上げられる実際に起きたエピソードや当事者の体験談がまた面白い。
今までに本で読んだことのある事故などが結構紹介されてた。
ナンド・パラードの「アンデスの奇蹟」(アンデス山中に墜落した飛行機から生還したラグビー選手たちの話。人肉を食べたと当時大変な話題になり、映画にもなったはず)、ジョン・クラカワーの「荒野へ」(文明社会に嫌気がさし、自然の中で暮らすことを目的にアラスカへ単身で入り、命を落としたクリス・マッカンドレスの話。こちらも映画化)などなど。
こういう体験談を読むと、自然の力の前に非力な人間を思うと同時に、人間のタフさをも強く感じる。
使うことのほとんどなさそうな情報が大半だけれど、単純にすご~く面白かった。手元にあったら、ついつい読んじゃう感じ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説以外(エッセイ・ノンフィクションなど)
- 感想投稿日 : 2011年11月23日
- 読了日 : 2011年11月23日
- 本棚登録日 : 2011年11月20日
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