ジェイン・オースティンの名作「高慢と偏見」の続編。ダーシーとの結婚生活に特別な不満はないながらも不安を感じているエリザベス。
文章の感じとかジェイン・オースティンな雰囲気があるのはさすがと思うけど、キャラがちょっと違うような気も。。。細かいところまで覚えてないせいかもしれないけど。ダーシーとエリザベスがとことんすれ違っていて、最後の最後でそうじゃないことに気付くんだけど、全体的に大した山場もないし。。。
ダーシーの高慢だけど根は優しいところとかエリザベスの芯の強さとか、ミセス・ベネットやコリンズ氏のユーモア、リジーとジェーンの姉妹愛とか、「高慢と偏見」の面白さが活きてない気がする。。。
ジェーン・オースティンじゃない、って時点でちょっと否定的にみてるのはあるかもしれないが
オースティンは結婚後の生活ってほとんど描かないけど、その理由がちょっと分かった気もする
2009/06/04
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2009年7月7日
- 読了日 : 2009年7月7日
- 本棚登録日 : 2009年7月7日
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