続高慢と偏見 (ちくま文庫 お 42-5)

  • 筑摩書房 (2006年5月1日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 7
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ジェイン・オースティンの名作「高慢と偏見」の続編。ダーシーとの結婚生活に特別な不満はないながらも不安を感じているエリザベス。
文章の感じとかジェイン・オースティンな雰囲気があるのはさすがと思うけど、キャラがちょっと違うような気も。。。細かいところまで覚えてないせいかもしれないけど。ダーシーとエリザベスがとことんすれ違っていて、最後の最後でそうじゃないことに気付くんだけど、全体的に大した山場もないし。。。
ダーシーの高慢だけど根は優しいところとかエリザベスの芯の強さとか、ミセス・ベネットやコリンズ氏のユーモア、リジーとジェーンの姉妹愛とか、「高慢と偏見」の面白さが活きてない気がする。。。
ジェーン・オースティンじゃない、って時点でちょっと否定的にみてるのはあるかもしれないが
オースティンは結婚後の生活ってほとんど描かないけど、その理由がちょっと分かった気もする
2009/06/04

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学
感想投稿日 : 2009年7月7日
読了日 : 2009年7月7日
本棚登録日 : 2009年7月7日

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