伊勢宗瑞から始まる関東の雄、北条五代の物語。上巻は3代目のJソウル、じゃなくて氏康の途中までだけど、著者の火坂雅志氏が執筆途中で亡くなったため、終盤は伊東潤氏が筆を繋いでいる。で、これがやっぱり明確に違いがわかって、これはこれで面白く感じる。また、五代分を上下巻で描くため、物語の展開は早足になるけど、その分テンポがいいと言える。各代でのキャラ付けも特徴を誇張していて、読みやすく仕上げられているから、初めて北条ものを読む方にもおすすめできると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説(戦国時代)
- 感想投稿日 : 2021年2月22日
- 読了日 : 2021年2月22日
- 本棚登録日 : 2020年12月7日
みんなの感想をみる