北条五代 上

  • 朝日新聞出版 (2020年12月7日発売)
3.80
  • (15)
  • (40)
  • (20)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 245
感想 : 23
3

伊勢宗瑞から始まる関東の雄、北条五代の物語。上巻は3代目のJソウル、じゃなくて氏康の途中までだけど、著者の火坂雅志氏が執筆途中で亡くなったため、終盤は伊東潤氏が筆を繋いでいる。で、これがやっぱり明確に違いがわかって、これはこれで面白く感じる。また、五代分を上下巻で描くため、物語の展開は早足になるけど、その分テンポがいいと言える。各代でのキャラ付けも特徴を誇張していて、読みやすく仕上げられているから、初めて北条ものを読む方にもおすすめできると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説(戦国時代)
感想投稿日 : 2021年2月22日
読了日 : 2021年2月22日
本棚登録日 : 2020年12月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする