敵の名は、宮本武蔵

著者 :
  • KADOKAWA (2017年2月25日発売)
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本棚登録 : 218
感想 : 51
3

宮本武蔵と闘った者たちからの視点で描かれた宮本武蔵の物語だけど、仕組みが凝っていて、一人につき一つの短編かと思ったら、どんどん話が繋がっていき、そうきたかーって展開の面白さがある。詳しく言うとつまらないから言わないけど、その展開の発想はさすが面白いんだけど、細かい設定に無理があり、ちょっと話がうますぎるところが感じられてしまった。巻末に、短編を組み合わせて、大幅に加筆訂正したとあったので、一冊の本にまとめるにあたっての、仕方のないことだったのかもしれない。ほぼ★4つに近い★3つです(by.マチャアキ)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説(戦国時代)
感想投稿日 : 2018年5月17日
読了日 : 2018年5月17日
本棚登録日 : 2018年4月24日

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