先日読んだ「あだ名で読む中世史」にこの本のことが書かれてあったので、あのクイズダービーの篠沢教授に全部、の篠沢教授がどんな本を書いているんだろうという、好奇心もあり、図書館で借りてみた。
タイトルだけ見ると、フランスに関する様々な話題のエッセイかな?というイメージだったけど、これがなんともフランス、ひいては日本の文化、文明発展論のようでびっくり。
しかし、小難しさなどなく、軽妙な筆致で、おそろしくわかりやすい理論展開、実証提示がすばらしい。
思わず篠沢教授に全部!と言ってしまいそう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2018年3月29日
- 読了日 : 2018年3月29日
- 本棚登録日 : 2018年3月16日
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