クジラと日本人 (岩波新書)

  • 岩波書店 (2003年4月18日発売)
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クジラが絶滅していない範囲で捕獲している限り、それを捕獲しないというのはもったいない

遅くとも縄文時代には、クジラ漁・イルカ漁行っていた

国際捕鯨委員会による商業捕鯨の無期限の一時停止
13種のみ
他のクジラの管理は、各国政府の権限
一部の民族については、その種でも捕獲認められている

一頭で大量の油と動物性タンパク質を持っていて、経済的価値高い

繁殖率低い

欧米の捕鯨の歴史は、乱獲の歴史

ICRWの本来の目的は、クジラが再生産の可能な生物資源であり、それを正しく管理することによって、捕鯨産業を維持し、発展させること

日本は、IWCに1951年に加盟

IWCは、非捕鯨国圧倒的に多い

日本は、母船式捕鯨(遠洋捕鯨)と大型捕鯨(沿岸捕鯨)は一時停止されたが、小型捕鯨は行われている

捕獲したイルカは、食用の他、水族館(外国含む)の飼育・展示用に輸出している

日本鯨類研究所は、政府の許可を受けてクジラ捕獲調査を実施

クジラのように、水の中で生活し、広範囲の生活圏をもち、遊泳速度が速く、しかも大型の動物の生態を非致死的方法だけで調査するのは困難

クジラの知能は、ブタやウシとせいぜい同程度

欧米ー鯨油
日本ー食料資源など

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感想投稿日 : 2014年8月5日
読了日 : 2014年8月18日
本棚登録日 : 2014年8月4日

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