自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング

  • サンマーク出版 (2017年8月9日発売)
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本棚登録 : 1908
感想 : 148
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191210*読了
何をしたいのか、そして期限を決めるだけで脳のRASの力によって叶っていく。視覚化、アファメーション、イメージトレーニング…。とにかく常にそのことを考え続けると、何をすればいいのかが見えてくる。
本を読みながら、書かれている通りにずっと心の奥底にあった最もやりたいことを期限とともにノートに書いてみました。そして、それが叶った時の自分を思い浮かべてみました。すると、驚くべきことに後から後からアイデアが溢れてきたのです。「こうしてみたらどうだろう」「こうしよう!」というように。
ここまではきっと誰でもできます。でも、この情熱を絶やさず、上手くいかないことがあっても決して諦めないこと。これが難しい。つい、周囲の否定的な意見に耳を傾けてしまい、気づけば結局いつもの生活に元通り。わたしも何度となく繰り返してきました。
でも、ベストセラーを生み出し、世界各地で講演をしていて成功の象徴でしかないピーズ夫妻が、実は一度破産し、どん底に落ちたこと。そして、そこからまたベストセラーを出し、成功者になるまでの努力のストーリを読むと、努力し続ければできないことは何もない、何度となく挫折してしまったのは結局自分の弱さでしかなかったのだと思わざるを得なくなりました。
数の法則に則り、とにかくやる。一度や二度の失敗で諦めずに、ただひたすらに実現を思い描き、実行する。結局、今、夢を叶えてきた人というのはどれだけ心にその夢を思い描き、叶うと信じて諦めなかった人なんだと思います。
わたしもその一人になりたい。今度こそ。この炎を絶やさないように、常に心に思い描き、RASに導かれるように夢に向かおうと思います。

また、しっくりきたのは前向きな人、目標を持ちイキイキと生きている人は健康である、という部分。わたしは元来がポジティブな性格なので、滅多に体調を崩すことがないのですが、大きな環境の変化があり、心が不安定になった時、10年振りに高熱を出しました。この実体験があるので、とても納得しました。
笑いの力で痛みが軽減される、というのもすばらしい。
著者自身ががんを患ってもたった3%の生存者になった話にしても、驚きはありますが、それだけ信じること、脳が及ぼす影響があるんだという実感になりました。

夢が叶うまで、もちろん不安な気持ちになることもありますが、RASの力と自分を信じて、前向きにひたむきに行動しようと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月10日
読了日 : 2019年12月10日
本棚登録日 : 2019年12月10日

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