安室の女向け内容かと思いきや、それだけではない面白さもあり良かった(いや、安室の女向けであることには違いないんだけど)。
降谷零(29歳)としての格好良さ(同世代視点で見てこんな超人29歳いねーよ!と思いつつ)、トリプルフェイスを持つがゆえの重責や苦労、大切な仲間を失った人間が背負う悲哀、そういう諸々をモノローグなし、セリフもさほど多くない中、降谷という男の表情や生活で魅せるマンガになっている。
ポアロでの梓さんとの会話とか、「実際にありそう感」がすごくて、正に「降谷さん(という魅力的な男性)の日常を覗いている」感にファンとしてドキドキした。
ベルモットとユーモア交えた大人の会話をし、日本酒フランベで本格的な和食を作り、上司として部下を思いやりつつ指導し、ドライブテクは常軌を逸し(この辺映画ネタで笑った)、お年寄りから動物にまで優しい。いや、どんだけ格好良いんですか安室さん(降谷さん)!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2019年1月14日
- 読了日 : 2019年1月13日
- 本棚登録日 : 2019年1月13日
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