雪と珊瑚と

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本棚登録 : 1881
レビュー : 373
著者 :
macamiさん な行の作家   読み終わった 

まず、美しい響きのタイトルがいい。読むまえからずっと思っていた。
表紙はどことなく哀しみのような寂しさのようなものを感じた。
それはきっと珊瑚の覚悟なのかもしれないと
読み終えたいまは思う。

生まれたばかりの雪のかわいらしいことといったらない。
珊瑚の自立心はそのかわいさに比例するほど確立している。
頼る人はいない。ひとりで生きていかなければならない。
雪を育てていかなくてはならない。
その気持ちの強さ。まだ21にして、なんと立派なことか。

出会いは大切だと心の底から思う。珊瑚は出会いに恵まれた。
そして珊瑚の生き方はそれに応えている。

美知恵の言動は、わたしのおなかのなかに重いものがたまっていった。
もう関係がなくなってから、そんなことをわざわざ伝えるなんて
なんの自己満足だ。


料理が作っているときからおいしそう。ネーミングもいい。
わたしも「雪と珊瑚」に行ってみたい。
自分を休めることのできる場所にできるだろう。

夢中になって読み、夜更かしをしてしまった。

レビュー投稿日
2013年4月10日
読了日
2013年3月14日
本棚登録日
2013年3月16日
11
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『雪と珊瑚と』のレビューへのコメント

まろんさん (2013年4月10日)

おお!私ものめり込んで読みました!
macamiさんも同じ気持ちで読んでくださったみたいで、感激です♪

21の若さで雪を産んで育てて
それまでの苦労も、これからの苦労もぜんぶ背負い込もうとする珊瑚が
すばらしい出会いに恵まれたっていいじゃない!
珊瑚の過去も生きる姿勢も知らない人が
勝手な思い込みで貶める権利なんかないのに!
と、とてつもなく感情移入して読んでしまった本です。

「雪と珊瑚」のお店そのままに、
悪意をふりまく美知恵さえやわらかく受け入れようとする珊瑚にくらべて
私は人間ができてないなぁ、と今になって思ったりして(笑)
人とつながることの難しさも美しさも、教えてくれる本ですね(*^_^*)

macamiさん (2013年4月11日)

わお!まろんさんと同じ気持ちだなんてうれしいです!

美知恵はもう「キィッ!」となるぐらいいやでした。(苦笑)
そしてこんな気持ちでいる人がどうして結婚?と。
・・・わたしのほうがまるきり人間できていません。苦笑

起きること全部を自然に受け入れて、どんな困難も
ただ超えていくことしか考えない珊瑚の姿勢が
とても素晴らしかったですよね。

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