うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)

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本棚登録 : 618
レビュー : 141
著者 :
macamiさん た行の作家   読み終わった 

あちこちの本棚で見かけて気になっていた。
パンやお菓子、料理(つまりは食べもの?)なんかがでてくる作品は
それだけでとても惹かれる。
タイトルに「パン」とついているこの本。
それだけでわたしのアンテナはきらきらと光り、伸びていく。
ピンクの表紙や目次にいろいろなパンを並べているところに
ときめき度max。

あたたかい雰囲気のなかに
イースターエッグのように驚きが隠され、
ひとつひとつ出会うたびに
ページをめくる指が渇くような感覚に陥った。

「うさぎパン」というそのやさしげなタイトルは
「やさしげ」だけでは終わらないのだ。


好きな男の子が作ってくれたうさぎパン。
そんな想いとは離れるけれど、思い出したことがある。
高校のとき、選択授業で音楽をとっていて
手作りのもの(お菓子が中心)を持ち寄っての
よくいえば「パーティー」みたいなものがあった。
手作りのものはほとんど女の子担当だったのに
(その担当は事前に相談済み)
ホットケーキを作って持ってきてくれた男の子がいて
グループ中で驚いた。
みんな本人にもわかるぐらい驚いたあと
(ごめんね←ここで言っても仕方ないけど)、
「ありがとう」と言った。
彼はテレながら「大したことしてないよ」みたいに笑っていたなあ。

ゆうこたちみたいに、
いっしょに語り合えるものがあるってステキだと思う。

レビュー投稿日
2013年5月2日
読了日
2013年4月30日
本棚登録日
2013年5月2日
9
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『うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)』のレビューへのコメント

まろんさん (2013年5月3日)

きゃ~、なんて素敵なエピソードでしょう!

音楽の選択授業でお菓子を持ち寄ってのパーティーをすること自体素敵だし
そこに、ホットケーキをちゃんと自分で焼いて
持ってきてくれる男の子がいるなんて
macamiさんは素晴らしい高校生活を送っていたんですね♪

「イースターエッグのように」という言葉が、この本の雰囲気にぴったりで
うんうん、さすがmacamiさん♪ とうれしくなりました。
これからもおいしそうな本(?!)に、一緒にアンテナをきらきら光らせていきましょう!

macamiさん (2013年5月9日)

☆まろんさん
エピソードは素敵なのですが(自分で言ってスミマセン)・・・

わたしの通った高校はものすごーく厳しくて
(生活指導に関して命をかけていた先生がいたのです)
縮こまって過ごしていた感じです。あとで思うと。
そんなわけで高校生活に、いい思い出ってほとんどないんです。(苦笑)

その音楽の先生には、そんなバカみたいな校風に反発したい気持ちがあって
こっそりとそのパーティーもどきをしたわけでした。(笑)
食べ物を持ち寄ってだのパーティーだの、バレたら
大変でしたから。
なので、まろんさんの高校のように
とっても自由な感じのところにすごく惹かれます。

そういえばそのホットケーキはバターをぬって切って
それぞれの分として包んでありました。
なぜそこで恋に落ちなかった?と今更不思議です。(笑)

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