やがて目覚めない朝が来る

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本棚登録 : 303
レビュー : 69
著者 :
くんくんさん 2012年   読み終わった 

登場する人たちが一人ひとりこの世から去っていく。
静かに去っていく。

登場した子どもが成長して大人になり、
子どもという存在が登場しなくなると、
次へつなぐ命が登場しなくなると、寂しい。

たとえ満足して、たとえ望んだものに近い形であっても、
いつか人はこの世から去っていくのだ。
やがて目覚めない朝がくるのだ。
人の一生の儚さを感じずには居られない。

大島真寿美さんの小説を読むのは2冊目。
どちらも文章が上手だとか、
読んでいる時に感動した、ということはないのだけれど、
いつまでも心のどこかに静かに引っかかるものがある。

レビュー投稿日
2012年3月29日
読了日
2012年3月29日
本棚登録日
2012年3月29日
2
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