久々の大ヒット!
ページを捲る手が止まらない。
そして読後冷めやらぬ昂揚感。
残酷な内容を含むので、本作を面白いと言うと語弊があるが321頁ずっと面白かった。
良く練られた構成、作者の手中に嵌りまんまと騙されてしまったが、それすらも心地良い読後の爽快感。
ただのミステリーには終わらず、少年法、復讐の是非、本当の正義についても考えさせられる。
第38回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞してのデビュー作だが、ぐいぐいと惹き寄せられる展開に読書の醍醐味を感じた。
デビュー作にしてこのクオリティの高さ。
楽しみな作家さんの登場だ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月12日
- 読了日 : 2018年12月6日
- 本棚登録日 : 2023年2月12日
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