「食が体をつくるのだ。食が命をつくるのだ。」
乳がんとなった千恵さんが娘のはなちゃんにみそ汁の作り方を教える。昆布と削り節で出汁をとる。玄米ご飯をたく。「食べることは生きること」を身をもって教えこむ。そして食でさまざまな人とつながっていく。そんな千恵さんの姿がとても素敵だが、その母の思いを受け止め、みそ汁をけなげに作るはなちゃんに、心を動かされた。
今まで自分が生きていて気づかなかったこと、当たり前だけど、とても大切なことに気づかされた。まさに目から鱗だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
出産・子育て
- 感想投稿日 : 2015年8月24日
- 読了日 : 2015年8月24日
- 本棚登録日 : 2015年8月16日
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