少女病

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本棚登録 : 88
レビュー : 19
著者 :
くろねこ・ぷぅさん なんじゃこりゃ?   読み終わった 

蒲団が衝撃で。このタイトルも衝撃だから電子で読んでみた。0円。

無用な装飾のない文章でどんどん読み進められるが、絶対に知られたくはない趣味をバ~ンと文字にしてしまう花袋先生のやけっぱち感。漱石先生も50歳で亡くなっていると思えばこそ、37,8歳は老境かもしれないが、今の時代を生きていれば少年少女たちのために面白いアニメでも作っていたかもと思えるほどの独創性。

倒錯的な趣味もこのあっけらかんとした素直な文章を前になんじゃこりゃ感倍増。当時の少女文学は美文なだけで深みがないと軽視されたようだが、花袋先生もまた美しい文章を書いたんだろうな。病気と呼ばれロストしてるといわれてもこの突き抜け感。最後がなんとも言えない。

この人の本を読んで、読書ってこんなに簡単で楽しいものなのだということに気付く。みんながみんな難しい本を書く必要はないのだ。それなだけにコレは花袋先生じゃないとできないって気がしてくるからまた不思議。

レビュー投稿日
2015年4月22日
読了日
2015年4月22日
本棚登録日
2015年4月22日
3
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『少女病』のレビューへのコメント

minikokoさん (2015年4月23日)

レビューを読んで、すんごく読みたくなった!

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