あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)

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本棚登録 : 1109
レビュー : 166
著者 :
林檎飴甘さん 時代小説   読み終わった 

商売の才能もない。やる気もない。そもそも店主としての自覚もない。
そんな徳兵衛の後添えになって幸せになれるだろうか。
読んでいても不安で、どうにかならないものかと、ずっと思いながら読み進んだ。
幸ではないけれど、「この阿呆ぼんが!!」と何度も怒鳴りつけたくなったのだけれど、女衆から後添えになった幸から離縁など出来ないだろうし・・・。
ところが急展開が待っていた。
そうか、そうきたか。
思わず唸ってしまうような展開だった。
徳兵衛には気の毒だが、誰にも深く傷つくことのない結着に良かったと胸をなでおろした。
同じ諦めるにしても、負の方向へ仕方がないと諦めるのと、新しい五鈴屋の明日を思い描いて諦めるのでは意味がまったく違う。

次巻からはいよいよ幸の商い人としての戦いが始まるのだろう。
楽しみでしかたがない。

レビュー投稿日
2017年4月28日
読了日
2017年4月28日
本棚登録日
2017年4月28日
7
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