真相に薄くベールがかかってはいるけれど
騙すような書き方はしていない。
住人たちから話を聞きまくっても
自分は決して多くを語らず
何かを掴んでいたとしても
誰に何を聞かれてもはぐらかし
真相を話すため主要人物たちを集めた場では
「早く犯人の名前言えよ!」と
ツッコミたくなる回りくどさで
犯人に間接的に語りかける。
引退後でも、あのポアロは健在だった!
核心には触れてないけど絶妙なバランスで
伏線がちりばめられていて
読み進めるごとにワクワク度が増す。
アガサ・クリスティーデビュー100周年。
2020年になった今も変わらず魅了し続けるって…
改めて考えると、めっちゃすごいことだよなぁ…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリー
- 感想投稿日 : 2020年11月29日
- 読了日 : 2020年11月21日
- 本棚登録日 : 2020年10月29日
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