逆説の日本史15 近世改革編: 官僚制度と吉宗の謎

著者 :
  • 小学館 (2008年7月29日発売)
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感想 : 15
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井沢元彦氏の逆説シリーズ。江戸時代中期(綱吉~家斉)の政治を詳細に分析し、自らの仮説に基づく評価をした書籍。
歴史全体を俯瞰した上で、通説を見事なまでに覆す展開に引きずり込まれた。
江戸時代の徳川家に脈々と流れる思想がありながらもその時々に行われた政争が独特の切り口により仔細に記述されており、史実に対する「なぜ?」が自分なりに納得できたような気がする。
この逆説シリーズを手に取ったのは始めてであったが、単純に読み物としておもしろい上に、今を理解する上でも、一度このシリーズを読んでおくことは有用であると実感した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2011年1月13日
読了日 : 2011年1月13日
本棚登録日 : 2011年1月4日

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