一番響いたのは、心理的柔軟性に関する部分、自分の考えが正しいかどうかは関係なく、思考に囚われていること自体が問題というのは刺さった。
以下メモ
組織やチーム全体の成果に向けた率直な意見、素朴な疑問、違和感の指摘がいつでも、誰もが気兼ねなく言えること。
◯Googleのプロジェクトアリストテレス
・効果的なチームを紐解くと、大事なのはチームのメンバーよりも、チームがどのように協力しているか。協力の仕方の中で圧倒的に重要なのが心理的な安全性。
・チームの学習が促進される、パフォーマンスが上がるのは中長期的
◯四つの因子
1. 話しやすい: フラットに質問できるか
3. 助け合い: 部門や責任垣根を超えて
4. 挑戦: 模索、試行錯誤
5. 新奇歓迎: 個々の才能発揮
◯心理的柔軟性
・思考=現実の問題点は現実のフォードバックを繊細に受け止める感度が下がること。
・白黒をつけたくなったり、相手の非を認めさせようとするとき、絶対におかしいと思う時、思考=現実に囚われている。
・考え自体が正しいか、というのは文脈によるため真実かはあまり重視しない。むしろ=の強さが問題で、その時々役に立つ考え方を採用するのが心理的柔軟性の考え方であり、考えてることの正しさへの執着が問題を大きくする。
・嫌な気持ちをコントロールし続けることは原理的にできず、より考えを強めてしまう。
・ネガティヴな思考や感情であってもオープンに自ら進んで味わう。何か条件が満たされればいつか苦痛などなく、嫌な気分が完全に追い出されていい気分でいられる、という幻想を捨てる、前を向くために諦め受け入れ始めることを想像的絶望という。単に感覚として体験する。
◯行動分析
・きっかけ→行動→みかえり、見返りが行動を強化or弱化する。みかえりは行動直後というルール
・部下の動きが悪いと思う時は、きっかけ→行動が上手く機能していない、仕事を学ぶとはこれを学ぶこと。
・自分の行動は相手のきっかけや見返りになることを理解して行動する。
・嫌子出現(怒るなど)による行動の弱化は一時的なものになりがちで、受け手にネガティヴな感情を与え、徐々にしかる強さを上げていかないと効果が薄れていく、よって機能的ではない。
・行動を変えるには、そのきっかけを分析し、きっかけを変えるための習慣を変える
・なぜ、どうして?と、聞くのはネガティブな文脈が多く、相手を萎縮させる。なに、どこと置き換えるといい。
◯言葉で高める
・職場にある様々な不十分な仕事の多くは、メンバー一人一人が言われた通り行動を取っており、確かにそうやな行動になっていないから。
・言われた通り行動を取るのは、マネージャーが説明をサボることが大きな原因。
・1on1
1. 良いニュースはなんですか?
2. 悪いニュースはなんですか?
3. 今不安や不満なことはありますか
- 感想投稿日 : 2021年7月11日
- 読了日 : 2021年7月11日
- 本棚登録日 : 2021年6月26日
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