他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論

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著者 :
boompanchさん  未設定  読み終わった 

ノウハウを聞いて上手く解決できる都合のいい問題は、大抵の場合気の利いた誰かがとっくに解決している。そうではない問題(適応課題)に挑むには、対話が不可欠。


◯ハイフェッツの適応課題とは
・技術的課題: 既存の方法で解決できる問題
・適応課題: 既存の方法で一方的に解決できない複雑で困難な問題、関係性の中で生じる

適応課題を如何に解くか、それは対話(新しい関係を構築すること)

4タイプ
・ギャップ型: 大切にしている価値観と実際の行動にギャップが生じるケース。短期的な合理性に阻まれる。
・対立型: 互いのコミットメントが対立するケース、それぞれの枠組みでどちらも合理的根拠に根ざして正しい。
・抑圧型: 言いにくいことを言わない、言うのが厄介だったり損する、
・回避型: 痛みや恐れを伴う本質的な問題を回避するために、逃げたり別の行動にすり替えたりするケース。対策したという言い訳を用意する方に行くなど。

どれも既存の技法や個人の技量の域を超えている。

◯ナラティブ
・適応課題に挑むとき、一歩目としてこちら側のナラティブが変わる必要がある。
・ナラティブ: 語りを生み出す「解釈の枠組み」、その人の持つ常識
・こちらのナラティブとあちらのナラティブに溝五位あることを見つけて、溝に橋をかけていくことが対話。そもそも溝に気づくこと自体簡単ではない。
・最初に微分のナラティブを一旦脇に置き、注意深く観察することが大事。
・お互いに同じ前提に立っていると対話が起きにくい。お互いに分かり合えていないことを認めることが不可欠 by 平田オリザ


レビュー投稿日
2019年10月15日
読了日
2019年10月15日
本棚登録日
2019年10月15日
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