黒猫の三角 (講談社文庫)

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本棚登録 : 4593
レビュー : 458
著者 :
boschさん 本格推理   読み終わった 

森氏の作品は2作目。
個性的なキャラが縦横無尽に入り乱れ、密室殺人が発生。
面白いのは誰が探偵役で誰がワトソン役か最後まで分からない事。複数の一人称で描かれているのでそれぞれが迷推理を繰り広げる。
ロジックの面白さだけでなく、キャラの面白さ、それぞれが展開する独自の人生観?も面白い。
が、一方でそれゆえ本格モノとしてのストレートな展開が削がれてしまっている。十分に意外な犯人設定は良いが、犯人を暴くロジックや密室殺人のトリックなどは若干弱いのが残念。
作者の作品の多さの一方で、このレベルの作品を維持しているのであれば間違いなく鬼才ではあろうが。
とりあえず次の作品を読んでみよう。

レビュー投稿日
2016年7月13日
読了日
2016年7月11日
本棚登録日
2016年7月13日
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