アドラーの著書を岸見氏が翻訳した一冊。
おそらく、心理学者を目指す人向けにもともと書かれた本であろうから、かなり深く掘り下げて書かれている。
「嫌われる勇気」等の下知識が無いと、分かりにくいことこの上ない。文章が同じことを何度も繰り返して書かれていて推敲を重ねた文章と言うより口述を文章に起こしたような感じで、なかなか結論にいかない。
そして、毎回のことながら岸見氏の極限までわかりにくい和訳。直訳だろうが、指示語が多くて読んでてホント疲れる。
内容は分かるのだけど・・・。例題が多い辺りは話が客観的になるので楽しく読めるが、全体的に読むのに疲れた。
あ~あ、まだ下巻もあるのか…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2016年1月21日
- 読了日 : 2016年1月21日
- 本棚登録日 : 2016年1月21日
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