本屋さんで、書評が掲載された本のコーナーにあった。
「死」をテーマにしている本に惹かれる。
なんでだろう。

思春期からしばらくは、死にたいことがたくさんあった。
なんとか生きてきたけど、今は死ななくてよかったなぁと思う。

みんながみんな浮上できるわけじゃないけど、こんな自分が浮上できたから、今の子供たちも(自分と似たように悩んでいる子は)浮上できる可能性があるのかもしれない。

だったら、伝えられることは伝えてあげたい。
そのために、自分の中にいろいろな智恵を蓄えておきたい。
と、思っているのかもしれない。厚かましいけれど。


宗教にコミットする、という考えはなかった。
自分では熱心に信じないし、信じている人の邪魔はしない(ハッピーになるなら、それに越したことはないから)。文化としてなら、応援してもいい。
そんなとらえ方だった。いやな上から目線。

「偶然」を、自分の中に落とし込むための拠り所とは考えたことがなかった。
そこまで困っていなかったから。
困るほど考えていなかったから。
宗教を作り上げ、信じていた人たちは、人生と真剣に向き合ってきた人たちなのかもしれない。

2021年1月21日

読書状況 読み終わった [2021年1月21日]
カテゴリ 1

小学3~4年生向け。

3章くらいから、「死んだ人を思い出すのって、ドーナツの穴みたいだな」と思いながら読んでいた。
穴だけでは存在できないけど、周りでいろいろ記憶してくれていることで存在する。
ドーナツ部分が出っ張ったりへこんだりする形をそのまま受けて、穴の形も決まる。

自分はどんな「穴」になりたいか。
奥さんや子供が覚えてくれていたら、それで十分だな。
「いいドーナツの穴だったねぇ」と思い出してもらいながら、「それはドーナツ自体がいいものだからだよ」とうっすら気づいてもらえたらいいな、と思う。
死んでからは穴づくりできないから、今から作っておかないと。

2021年1月13日

読書状況 読み終わった [2021年1月13日]
カテゴリ J9

小学6年~中学生くらい向け。

原作の漫画は読んだことない。

勝手に、「それほど悲しくない話」と思い込んでいたので、割と切なくなった。
戦時下でも、普通に生きている人たちの話ではあるのだけど、晴美さんが死んでからは、ずどんと暗くなる。

各章のタイトルが日付なのも、「あぁ、8月が来てしまう・・・」という気持ちを強くする。

それでもなお、現状を受け入れながら生きていきそうな最後でほっとした。

2021年1月5日

読書状況 読み終わった [2021年1月5日]
カテゴリ J9

書店で平積みしていたのを見て購入。
新刊かと思ったら、2016年発行。びっくり。

バスケごみ箱とかトイレの的は知っていたけれど、「なるほどね♪」と膝を打つだけで、自分で生み出すことは無かった。
分類やオズボーンチェックリスト、画像検索に子供観察など、考える取っ掛かりを示してくれたのは、とてもうれしい。

定義に「公平性」があることで、善意に基づいた仕掛けを考えられる。これもまた良い。

読んでいる間に、仕事でのアイデアが一つ思い浮かんだけれど、よくよく思い返してみたら、すでに聞いていた事例だった。
アホだけど、思い出せただけ良しとしよう。

2021年1月3日

読書状況 読み終わった [2021年1月3日]
カテゴリ 1

本屋さんで人気本コーナーに並んでいたのを見て購入。
この著者の本は、読んだことがあるような気がしたけど、どうだったろう。イメージは残っている。
タイトルと著者名だけで、気楽に購入。

勝って読みはじめてから、自伝的内容だと気づいた。
重苦しいなぁと思いつつ読み通してみた。

「わたしが反射する読み手の皆さんの物語」とのことなので、自分が気になったところを思い返すと、
・人は一貫していない
・自分を育てるのは自分
・学ぶ喜び
と、常日頃「ですよねー」と言いたくなるところに、相変わらず反応していることがわかった。

凝り固まりたくないけれど、ある程度の判断基準は欲しい。
とりあえず、できるところから進めていこうと思った。

2020年12月31日

読書状況 読み終わった [2020年12月31日]
カテゴリ 2

ずうっと前から、タイトルは気になっていた本。
ビブリオバトルで紹介されて、読んでみようと思って早2ヶ月。
やっと読めた。

比喩の距離感が絶妙。
不思議な現象が、何について悩んでいるのかを導き出してくれる。
わからないのもあるけれど、勝手に想像していいよねっていう気分になれる。

特にわからなかったのが、旦那が雪だるまになるエピソード。わからないけど、一番残ってひっかかる。

2020年12月30日

読書状況 読み終わった [2020年12月30日]
カテゴリ 9

図書館は情報のハブとなり、人とコトをつなぐ場所になっていく。
そのために、検索術は必要。

情報は、人間一人が把握できる量を越えているから、上手に探して使えなければいけない。
図書館が無料であることで、その恩恵をみんなが受けられるはずだけど、現状は違う。
情報は、お金とくっついている。仕方のないことだけど。

でもお金による差をなるべく無くしていくことが、司書のすべきことなのかな。

2020年12月22日

読書状況 読み終わった [2020年12月22日]
カテゴリ 0分類

話題作だからと気軽に読み始めたけど、全然軽くなかった。

事件についてはあまり知らない。
でも、物語の導入は引き込まれる。
身近ではない固有名詞が多い中何とか読み切ったのは、導入の力が大きかった。

報道の仕事が「素因数分解」という例えは、なるほどなぁと感じた。

2020年12月21日

読書状況 読み終わった [2020年12月21日]
カテゴリ 9

優しく育てる風潮の高まっている中、「信じて叱ろう」とちゃんと言っている。

優しさか厳しさか、どちらかに全振りじゃなくて、両方の意見が世の中にあるのが良い。
小手先のスキルだけでなく、その背景にある考え方も一緒に知って、どんな方法を選ぶか。
その選択肢があるのが良い。

2020年12月11日

読書状況 読み終わった [2020年12月11日]
カテゴリ

心の防御力を上げるのって大変。

自分が思う正しさを説明できないといけない。
その正しさ自体、独りよがりじゃいけない。
「誰かのため」に繋がっていないと、うるせぇオッサンだなぁ、と思われるだけ。

あらかじめ、攻撃力が高い言葉を知っておくという意味で、気づくことが多い本。
防御の方法もいろいろあるし、攻撃を受けてからの回復も、早めに対処できるし。

攻撃された時、うまくやり返す、というのは、果たしてどうなのだろう。
個人的には、あまりすっきりしない。
まぁ、これ以上の攻撃を防ぐという意味でアリなのかな。誰かを守るときには。
それに子供は特に、同じ人間関係のなかで過ごすことが多いから、攻撃に晒されつづけるよりはいいのかな。

2020年12月8日

読書状況 読み終わった [2020年12月8日]
カテゴリ

『颶風の王』や『肉弾』から見ると、文章のテイストが変わっててびっくり。ラフな文章もイケるのか。河崎さん。

ハト子の体温を感じるところや、馬との関わりはリアルさを感じた。
地のライトな感じの文章に入ってきて、独特な食いつかれ方。文章から読者に食いついて来るのも変な表現だけど、そんな感じ。

2020年12月1日

読書状況 読み終わった [2020年12月1日]
カテゴリ 9

論文に慣れていないので、考察中心に読んだ。

「指定館は情報収集能力の育成に注力」も、自虐的で穿った見方をすれば、「レファレンス能力が不足している」と取れなくもない。
そんな自覚もある。

そう思うからこそ、勉強を続けようと思った。

司書館長の専門性の生かされる場所を調べていきたい。

2020年11月27日

読書状況 読み終わった [2020年11月27日]
カテゴリ 0分類
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前に読んだのが7年前。
あまり入り込めなかったのは、今に比べたら、読むときのいろいろな感情が足りなかったんだと思う。

『シャッターチャンス』は、いまの状況を見ないようにするために、予防線のように使う「挫折」が、下手したら自分のようで恐ろしい。

『えっち屋』の、べったり影の張り付いたような、知らん振りの探り合いが、自分のなかの漠然とした後悔とつながる。具体的に何をしたわけでもないんだけど。

『バブルバス』のように、日常に楽しみを作る余裕がない(空気がない)から非日常を作る、というのはいいと思う。

『せんせぇ』の最後の決意が、やけに爽やかに書かれているように感じてしまうのはなぜだろう。それだけに、揺るがずに向かって行ったのだろう。悲しいけれど。まりあは、いつ決めたんだろう。

『星を見ていた』嫌なことがあっても、流れに身を任せてきた者の安らかさ。受け入れてきたからこそ、どこかで受け入れられるのか。

『ギフト』では、広さを知らないが故の強さと限界を感じた。

限界がある中でオープンしたホテルローヤルが、人それぞれの限界を超えることなく、やるせない暮らしの中でのちょっとした明かりを見せる。

生きてるんだもの、明かりを見つけて生きるしかないよなぁ。
割り切っていきましょう。

2020年11月22日

読書状況 読み終わった [2020年11月22日]
カテゴリ 9

本屋さんの新書コーナーで推されてた本。
興味感心の外側にあるものを読みたくて購入。
でも買おうと思った時点で、それなりの興味感心はあったはず。

相変わらず、脚注が賑やかな人。
著者の考え方について、きちんと説明してくれているので読みやすい。
セブンイレブンの例えはわかりやすいし、家族についても「そりゃそうだよな。近代からだな」と思った。

未来予測についての考察は、特に読んでいて楽しかった。
江戸以前がほんとうにネガティブ予測だけだったのかはわからないけど、繰り返しや現状維持を良しとする考えや、明治以降の「時代に縛られた未来予測」も、なるほどなぁと納得した。

専門家じゃないからこその、くだけた感じはとても面白く読むことができた。
今後日本史のことを学ぼうと思ったときは、いいランドマークになりそう。

ところで、日本刀の殺傷力が一割未満って、どうやって計算したんだろう。

2020年11月22日

読書状況 読み終わった [2020年11月22日]
カテゴリ 2

本屋さんでランキングに入っていた。
売るための色気がすごい本だな、と思いつつ、まんまと色気に惑わされて購入。

後半に出てくるワークをしてみた。
頭の中で居所無くもやもや漂っていたものが、言語化されて落ち着き場所を見つけたみたい。
価値観ランキングと好きなことが、客観的に見ると面白い。
家族と読書と効率化(笑)

でもこの価値観や好きなことは、この10年で一気に出来上がったもの。
それより前の、ダラダラ生きていた自分では、この本を読んでも何も響かなかったのではないか、と思う。

いろいろな本を読んで、学習して、経験してからこそできた自分。
で、またこれからも変わるんだろうな。
その変化もまた、楽しんでいきたい。

2020年11月16日

読書状況 読み終わった [2020年11月16日]
カテゴリ 1

「安っぽい表紙だなぁ」と不安になりつつ購入したけれど、結構当たり本。

方法をわかりやすく示していて、その理由も簡潔に説明してくれている。
とても実践的。勉強の読書では多いに役立つと思う。
アウトプットノートは、ぜひ試してみよう。
あと、15分計測も。

「目的が明確であれば、目次は読む必要ない」は、多読家の意見だろうなぁ。
一見でそこまで把握できない分野も多いから、当面は、本のなかのいろいろなヒントを活用することになりそう。

2020年11月9日

読書状況 読み終わった [2020年11月9日]
カテゴリ 0分類

好きだった人は何人かいた。
あほでわがままな自分が、他人を(それなりに)大切にできるようになるまでずっと一緒にいてくれたのは、奥さん。

人とのなかで、いろいろ経験して、必要性を感じて変わろうと思って、その時にほかの知識と出会って、いろいろ試して・・・
みたいなことをやってこれたのも、安心できる人間関係があったからこそなんだろうな。

そんな人たちのために、もっと幸せになるよう頑張るのも、楽しいかもしれないな。

2020年11月8日

読書状況 読み終わった [2020年11月8日]
カテゴリ 1

本を読むときにToDo3つ、ついつい忘れてた。
今後きちんと守っていこう。

驚いたのは、「自殺衝動はすぐに収まる」。
30分か。思春期の頃の自分相手だったら、どうしてあげられただろう。
これから、自分の子供達には、どうしてあげられるだろう。
まだそのようなお年頃じゃないけど、普段からいろいろ話せる仲を続けよう。

「生きる目的後付け」も、笑っちゃうくらい納得。
そりゃそうだよね。生きてるんだもん。自分で目的定められたほうが楽しそうだし。

「恐怖と感謝は共存しない」も、今後活かせそう。

「安定した人間関係」の大切さも再認識。改めて、家族に感謝。

2020年11月6日

読書状況 読み終わった [2020年11月6日]
カテゴリ 4

まーちゃんだったり、雄三おじさん家だったりと、一般的ではない信仰を嫌悪する人がいる一方、ほとんどの同級生たちのように「変わった家族だね」くらいで軽く受け止める人もいる。春ちゃんの彼氏のように、進んで受け入れようとする人もいる。
いろんな人がいる。当たり前。

いろんな噂(海路さん)や嫌なこと(南先生)がある中で、学校と宗教団体が絡む日常は、びっくりするくらい”あるある”の人間関係で埋められている。
「あぁ、そんな人いるよね」とか、「ただの噂でしょ?」みたいに言いたくなるような。
いろんな関係性がある。それも当たり前。

一般的に見れば変わっている環境の中で、ちひろは「よくいそうな女の子」。割といい子。
家族も、「水」関係以外はそれほど変なところもない。
雄三おじさんの心配もわかるけど、「一体何が良くないの?」と開き直ってしまいそう。

読む前は、「宗教団体と聞いてイメージしそうないびつさを描いているんだろうなぁ」と思ったけど、より好みのほうに期待を外された。

2020年10月26日

読書状況 読み終わった [2020年10月26日]
カテゴリ 9
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『颶風の王』も『肉弾』も、生き物の体温と場所の寒さが印象に残った。

食べる食べられる、人間とそれ以外の動物、父と息子、庇護するものとされるもの。
いろいろなものの対比があるなかで、自分はどちらかに属さないといけない場合、その決断の難しさを感じた。
そして、否応なしに所属させられる場合の覚悟。

2020年10月14日

読書状況 読み終わった [2020年10月14日]
カテゴリ 9

ずいぶん長いこと人気のようなので、手に取ってみた。

「身の丈」を知って生きることの幸せさということだろうか。
帯によると(それが全てじゃないだろうけど)海外でも話題ということで、驚いた。
海外の人たちって、もっとブイブイ行っているほうが受け入れやすい勝手なイメージ。

ある程度、人生経験を積んだ人向けの本だと感じた。
自分も年だけは食ってるけど、はたして、身の丈だけで幸せになれるだろうか。
ずーっと、「まだ足りない。まだ足りない」と思いつづけ、あっぷあっぷしている。
だから内なる成功に辿り着けないんだろうな。

自分の「輪」を自分で信じられるようにするには、もっと知識と知恵と経験が必要な気がする。
どこまでいったら信じられるのか、いまのところ全然わからないけれど。

2020年10月1日

読書状況 読み終わった [2020年10月1日]
カテゴリ 1

近所の本屋さんの特集の中の一冊。
ちくまプリマーだし気軽に読めそうと購入。

「病気になった人も一人の人間なんだから、必要以上に責めちゃいけないよ」ということだけど、今のコロナ禍にずいぶん合致していて驚いた。14年前の本なのに。
驚いたということは、少なくともメアリーがいた19世紀から、人の感情は大した変わっていないんだなぁ。国内外関わらず。

2020年10月1日

読書状況 読み終わった [2020年10月1日]
カテゴリ 4

母の立場も娘の立場も、今後体験することはないと思うので読んでみた。
(比喩的には体験することもあるのかもしれない)

関わろうとする圧力は、母親のほうが強いのかもしれない。
その対比として、父親は、普通に生きていた場合、影がうすくなるのだろうか。
「そこまでしてあげなくても大丈夫だよ」と思うことは良くあるし。

親子間だけでなく、「そんなにしてあげなくても、何とかなるでしょ」と思うことは良くある。
これはこれで、自分みたいな考えの人ばかりになると、社会が冷たくなるんだろうなぁ。
過干渉も大変だけど、干渉しないのも問題ありそう。

2020年10月1日

読書状況 読み終わった [2020年10月1日]
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「家族がバラバラになるから開けるな」という言葉に、10年経ってからも信じてもらえるということは、兜はいい家族を持てたのではないかと思う。

家族って、持つともいうし、作り上げるともいうし、子供から見たら勝手にいるものなんだろう。
ちゃんと関わるという気持ちを持つ意味では、「作り上げる」もありかもしれないけど、おこがましい気がする。

自分としては「存在してくれている」という気持ちがしっくり来る。
自分ではない命である以上、勝手にどうこうできるものではないし。働きかけはするけど。

だから、当たり前の存在でない以上、一緒にいてくれるのはありがたいことこの上ない。

こんな感情を抱くのは、克巳の奥さんが言う通り「ちょっとしたことでも相手が離れていくんじゃないか、って怖くなる」からなのかも知れない。
実際、友達いないしなぁ。

2020年9月27日

読書状況 読み終わった [2020年9月27日]
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