さざなみのよる

著者 :
  • 河出書房新社 (2018年4月18日発売)
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感想 : 515
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ナスミが亡くなる。その死が周りの人にさざなみのように広がり、一人一人の愛情の物語が語られる。一つ一つ暖かい、随所に出てくるナスミの言葉や物語の雰囲気に励まされたり癒されたり。まさしく、読後も心にさざなみがたどり着いたようで緩やかに暖かく。
ナスミの言葉は心に響くなあ。死は誰にでもある。突然やってくる人もいる。それを忘れてはいけない。精一杯行きたくなった、そう思う一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年1月3日
読了日 : 2018年12月29日
本棚登録日 : 2019年1月3日

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