陰陽師シリーズ以外の作品を読むのは初めてです。短編なので、さらっと読むことができるかなと思い、読み始めました。
夢枕獏さんのホラー作品を集めた短編小説です。陰陽師もゾっとする物語が多くあったので、覚悟して挑みました。
夢枕さんは文章の描写が想像しやすいので、小説で書かれている内容が頭の中に鮮明に浮かんできます。幼いときに放送されていたときの世にも奇妙な物語のようでした。(最近は不思議体験のような話を放送しているように思いますが、昔はベタベタの怪談でした。)
中でも、「中有洞」の描写が特に怖かったです。あとがきに「知人から聞いた」とあり、実際はもっとシンプルで怖かったとあり、「めちゃめちゃ怖かったのにもっと怖いの!?」と思いました。
ホラー小説はあまり得意じゃないので、読んだ後はどっと疲れます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
夢枕獏
- 感想投稿日 : 2017年9月22日
- 読了日 : 2015年7月31日
- 本棚登録日 : 2017年9月22日
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