雪女

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本棚登録 : 32
レビュー : 5
くーさん 小泉八雲   読み終わった 

 本が読めないちょっとの合間で読む青空文庫。この青空文庫に掲載されている小泉八雲さんの物語はすべて読み終わりました。
 狢と同じくらいかそれ以上に有名なお話。私は昔、日本昔話的な本で読んだ覚えがあります。最初に凍らされたおじいさんの青白い姿が浮かんできてゾっとします。
 これは嫁入りの話。村人と恋に落ちて村へ入り、でも正体がばれて出て行ってしまう。婚姻という形で入ってくるが、正体がばれてというかばらして出て行ったことになぜ?と疑問が湧きました。
 雪女は夫に「話してちょうだい」と言いました。本当にばれるのがいやならそんなこと言わずにごまかしたり、その場を立ち去ればいいのに。
 なんでだろうと私なりに想像してみました。もし、雪女が嘘をついていることに罪悪感を感じていたのだとしたらどうだろう。何年も何年も好きな人に秘密、それもかなり大きな秘密を隠しているのだとしたら。自身は年をとることがないが、夫や子供たちは違う。。
 もしかしたら、雪女はそんな呪縛から逃れたかったのかもしれません。

 <以下引用>
 しかしお雪は十人の子供の母となったあとでも、初めて来た日と同じように若くて、みずみずしく見えた。(p.15)

レビュー投稿日
2017年9月19日
読了日
2014年1月23日
本棚登録日
2017年9月19日
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