しゃばけシリーズを読んでいて、誰かのあとがきを流し読みしていたところ、半七捕物帳の名前を目にしました。青空文庫で見たことがあったので、早速満員電車で本が読めない間に読んでみました。
面白い!!推理小説でした!!江戸時代の推理モノです。てっきり妖怪が出てきたりする不思議モノかと思いきや、妖しいものが描かれているけど、蓋を開けたらこんなこと、と半七が謎を解き明かす。しかも明かすだけではなく、捕まえる、丸く収める。そんな物語です。
京極さんより前にこういうものを書いている人がいたんだと、知り合えてうれしかったです。
描写もゾッとするもので、普通に怖いです。でも、お化けや幽霊が出てこない京極堂シリーズと同じものだとわかったので、今後はビビらずに読めそうです。
だって、お文さん怖かったよ・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
岡本綺堂
- 感想投稿日 : 2017年9月19日
- 読了日 : 2014年5月20日
- 本棚登録日 : 2017年9月19日
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