チャーリーとの旅

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本棚登録 : 147
レビュー : 25
マサユキさん エッセイ・文学論・紀行文   読み終わった 

『怒りの葡萄』などで知られるスタインベックによる旅行記。58歳にしてなお、「旅に出たい!!」という欲求を持ち続けた筆者が広大なアメリカを、ロシナンテ号(車)、チャーリー(犬)と共に旅する。


メイン州はアメリカ北東でカナダとの国境にあるが、スケールの大きい厳しい自然。アメリカに行ったらメイン州に行きたい。この本で知ったのだが、メイン州はジャガイモの産地だとか。スタインベックは、カナダから収穫作業にやってくる季節労働者と触れ合い、素晴らしい時間を過ごし、別れる。『怒りの葡萄』も農場労働者の物語だ。スタインベックには、季節労働者に対する親近感があるのだろう。


ちょくちょく、チャーリー(プードル)との触れ合いがあり、犬の生態に関するスタインベックの興味深い意見が書かれている。
「チャーリーは人間ではない。彼は犬であり、犬であることが好きなのだ。彼は自分を一流の犬だと思っていて、二流の人間になりたいなどとは思っていない」など。
他にもあるが、うまく本文が見つからない。


アメリカとは何だろう、変わりゆく国、街。58歳の作家が旅をしながら考察する。アメリカとは、何だろう。1960年から50年以上過ぎたが、今のアメリカをスタインベックが見たらどう感じるだろうか?

レビュー投稿日
2017年3月30日
読了日
2017年3月30日
本棚登録日
2017年3月26日
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