グレタ・トゥーンベリさん。彼女のことを知りたくて、この本を取りました。
グレタさんの母親のマレーナ・トゥーンベリさんが、家族全員で書き上げたと冒頭で話しています。
グレタさんをはじめ、妹のベアテさんのパーソナルな部分まで描かれていて、グレタさんがなぜ気候変動の問題に関心をもったのかがわかりました。
グレタさんがASDで、加えて摂食障害を患っているということについて、グレタさんがコミュニケーションを取るのがヘタだからこそこのような行動をしているという発言箇所があり、納得した面もあります。
肯定的な意味で、普通ではないところがあるからこそ、グレタさんはここまで強く、ストイックに発信することができるのかもしれないと思いました。
地球温暖化は、私が中学生だった20年前から言われていることでした。この20年で、再生可能エネルギーやエコという言葉が一般化し、最近ではSDGsも注目されています。
でも、グレタさんが叫ぶように、どれだけ日常において危機感をもっていたかというと、全くです…
彼女のスピーチ、訴えを聞いて、「大人」としてアクションをほとんどしてこなかったことを恥じました。
グレタさんの言動に賛否両論の声が世界中であがっています。でも、こうして身を粉にして声を上げてくれることを尊敬するし、次世代の子どもたちのために、自分にできることをしていきたいと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月16日
- 読了日 : 2019年11月5日
- 本棚登録日 : 2019年10月14日
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