五時間目の戦争 (4) (角川Cエース)

  • KADOKAWA (2017年3月4日発売)
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本棚登録 : 86
感想 : 7
5

都と朔の物語も最終巻。
戦争は最終局面へと急速に歩みを進め、物語は悲壮感を深めてゆく。そして明かされる真実、都と朔の選択は。

真実が明らかになってからおしまいまでの流れは、朔の駄目男っぷりも含めて、女の人の感じ方だなあと思った。男には書けない。

設定の突っ込みどころは多々あれど、そんな細かいことは置いておいて、ほろ苦い青春の物語を味わえばよし。お父さんのかぼちゃと、お母さん(のお母さん)のから揚げ。母は強し。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2022年6月20日
読了日 : 2022年6月20日
本棚登録日 : 2022年6月20日

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