信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国物語完結編第一巻。
淡路の大名となった権兵衛のもとに田宮"某"が仕官。若い彼の目線も交えながら、もはや一兵卒ではない権兵衛の働きが描かれていく。物語は秀吉旗下で能吏が重きをなされていく様を描きながら、紀州根来攻めへと。
ところでなぜ沖田畷の合戦がプロローグに持ってこられたのだろうか。九州攻めはひとつのテーマとはいえ、天下分け目の戦いというわけでもないと思うのだが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代劇
- 感想投稿日 : 2023年5月6日
- 読了日 : 2023年5月5日
- 本棚登録日 : 2022年12月1日
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