日本テレビの社員だった著者が皇室担当になり、オックスフォード留学を終えた1985年10月9日から1989年1月までの3年余、新天皇・浩宮様の同行取材や記者会見などを紹介。
浩宮様がオックスフォードからまっすぐ日本に帰国したのではなく、アメリカを訪問しレーガン大統領などに会って帰ってきた、その時の会見が紹介され興味深い。「テムズとともに」はとてもおもしろかったので、その続きの日程を読めた。
社会情勢も書いてあるが、記者会見のやりとりだけに絞って書いた方がピントがあった。新天皇の記者会見を網羅した本などが出ると、新天皇の人となりをもっと知ることができるなあと思った。
2019.5.8
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・伝記
- 感想投稿日 : 2019年5月11日
- 読了日 : 2019年5月9日
- 本棚登録日 : 2019年5月10日
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