世界「奇景」探索百科:《ヨーロッパ・アジア・アフリカ編》

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bukuroseさん 本・地理   読み終わった 

数が多くて目移りしてしまう。

表紙は「マンセル要塞」イギリス、テムズ河口沖
1942年、テムズ河口を守るため、ドイツ軍の爆撃を守るため作られた。何度か他の本でみている。

○旧ユーゴスラヴィアの第二次世界大戦の戦勝記念モニュメントがインパクトあり。共産主義を称えるチトー大統領によってたてられる。荒々しさと力強さが感じられるという「ブルータリズム」と呼ばれる様式。すべて灰色のコンクリート。それが風雨で黒筋ができている。
 ボスニア・ヘルツェゴビナ「ムラコヴィツァの革命記念碑」、「ティエンティシュテ戦没者慰霊碑」
 クロアチア「モスラヴィナの革命記念碑」、「ヤセノヴァツ・モニュメント」
 コソヴォ「コソヴスカ・ミトロヴィツァのモニュメント」
 モンテネグロ「コラシン・モニュメント」
 マケドニア共和国「自由のモニュメント」
 セルビア「ブバニ記念公園3つの拳」
 
○アメリカ「ビンガム・キャニオン鉱山」露天掘りの巨大アリ地獄といった趣。深さ1200m。

○イラク南部、メソポタミア湿原の「ムディーフ・ハウス」 バスラから北西へ約30km
イラク南部の湿地帯にすむマシューブ・アラブ(湿地帯に住むアラブ人)は何千年も前から「ムディーフ」というアシで作ったかまぼこ型の大きな建物で儀式につかう。写真をみるとチチカカ湖が思い浮かぶ。1991年湾岸戦争のあとフセイン政権は、ここに逃げ込んだ反政府軍に復讐するため、湿原から水を抜き一体を砂漠化。10万のマシューブ・アラブは逃げた。2003年フセイン政権が崩壊すると、堤防を壊し再び水が戻った。が新たなダムや灌漑政策によりまた水位は下がり、前のような湿原は戻っていない。現在少数の人が戻りムディーフづくりも再開されているが元のようではない。
 !メソポタミア湿原(アフワール)は2016年ユネスコ世界遺産に登録された。


○トルコのゴーストタウン「カヤキョイ」
一見、秋吉台大地がと錯覚。ギリシアとの住民交換プログラムの結果、1922年突然、廃墟になった石の住宅群。
 かつてはレヴィッシと呼ばれた住民6000人はほとんどがギリシア正教の信者。第一次世界大戦が終わりギシリア・トルコ戦争が起きると、トルコ政府は国内の正教徒をギリシアに追放し、逆にギリシア政府は自国に住むイスラム教徒をトルコに強制送還した。このカヤキョイにトルコ人が来たが自分たちの農業に適さないとトルコの別の場所に定住した。



2018.1.19第1刷 図書館

レビュー投稿日
2021年4月4日
読了日
2021年4月4日
本棚登録日
2021年3月31日
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