昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか

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本棚登録 : 190
レビュー : 29
著者 :
bunchoko02さん  未設定  未設定

以前同じ著者の「本当はひどかった昔の日本」がとても面白かったので読みました…あの本とセットで読むとより面白いかもしれません。あの本で書かれていた部分を掘り下げたもので、実に興味深く…また、シビアで目をそむけたくなるような「現実」の数々…今回も読んでいて気が滅入りました…が、まぁ、これが現実というか、こういう状況、感覚だった時間の方が長かった、と思うと…なぜでしょうか、やはりあきらめにも似たような感情ですが「ホッとする」気がします。よくどの分野でも言われる「今のわかものは」「昔はもっと(なにやらあったかみがあるとかそういう言い分)」ですが、この本を読めば…何気なく読んでいた昔話のキャラクターのおかれていた環境や生活、描写がとても深く重いものにかんじます。そういえば昔話の終わりは、幸せにくらしましたとさ、で締められますが、だいたいその「幸せ」は経済的な豊かさだったな、と今になって気付きました…。物言いがものすごくハッキリザックリしているので、読んでいて苦痛ながらも爽快感がありました。面白かったよー。老人とは…の説明も的を射ていて愉快でした。最後に思ったのは「年を取る前にしにたい」ですかね。

レビュー投稿日
2016年1月20日
本棚登録日
2016年1月20日
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