小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

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本棚登録 : 4688
レビュー : 756
著者 :
ぶっかけさん 図書館   読み終わった 

写真館だった店舗付き空家に四人家族が越してきた。
長男英一が高校を卒業するまでの三年間。
家族を巡るほのぼのとした物語というわけではない。

心霊写真や念写などの不思議話ばかりでもない。
人は見たいものを見るし、聞きたいように話を聞く。
では、見たくないもの、嫌なこと、おっかないものに出会ったらどうするか。
しかも、複数の人間で同じものを見てしまったら、というお話。

宮部ワールドだから苦い思いばかりでなく、安心して読めます。
加えて、私にとっての楽しみは東京弁だあ。

東京弁の醍醐味は間合いにある。
少々お節介で二、三歩先走り「んなわけないか」と自分突込み。
そんな言葉が紡ぎ出す日々の機微にほっとするのだ。

レビュー投稿日
2013年5月22日
読了日
2013年5月2日
本棚登録日
2013年5月2日
2
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